加齢で肌は乾燥する?年齢を重ねた女性の肌に潤い対策
「あれ?なんか肌の調子が悪い・・・」「シワ増えた?」などと感じることはありませんか?
これは更年期に入り、女性ホルモンの分泌が減少したことによる影響が乾燥に関係すると言われています。
女性ホルモンの一種「プロゲステロン」と「プロゲステロン」は肌の潤いを保つ重要な役割があり、減少すると肌の水分が失われて乾燥します。
「乾燥」は全ての肌トラブルを引き起こす原因なんです!
しかし、諦める必要はありません。
適切なケアで、潤いあふれるー10歳肌を目指せます。
現役20年美容部員が、女性ホルモンが減少する更年期世代に必要な基本的なスキンケア方法を詳しく解説します。
肌の潤いが不足する原因とは
ホルモンバランスが変化し、肌が乾燥…
女性ホルモン「プロゲステロン」は皮脂分泌を促す、女性ホルモン「エストロゲン」は肌にうるおいを与える役割があります。
40代になると、この2種類の女性ホルモンが減少するため、乾燥を引き起こしやすくなります。特にホルモンの変化が大きいのは更年期と言われる期間です。
加齢による肌のターンオーバーの低下でごわつきが進行…
加齢により肌のターンオーバーが遅くなると、古い角質が肌表面に残り(角質肥厚)、ゴワゴワ感や乾燥が進行します。
これにより、シワやたるみが目立ちやすくなります。
これらの変化に対応するためには、保湿力の高いスキンケア製品を選ぶことが大切です。
潤いを守るためのスキンケアの基本
肌の潤いをキープするためには日々のスキンケアの積み重ねが大切です。
スキンケアの基本的な流れとポイントを紹介します。
- 洗顔:高保湿のもので、きめ細かい泡で摩擦レス洗顔
- 化粧水:洗顔後30秒以内につける
- 美容液:悩みにダイレクトに効くのが美容液。朝晩たっぷり使用
- 乳液・クリーム:有効成分をじっくり肌へ還元する、肌の保護
まずはこの基本4つを1ヶ月続けてみましょう!
肌は約1ヶ月で生まれ変わると言われているからです。
また、下記の成分が配合されたアイテムを選ぶと良いでしょう。
- ヒアルロン酸:水分保持力が高い
- セラミド: 肌のバリア機能をサポート
- コラーゲン: ハリと弾力を維持
- トラネキサム酸:メラニン生成の抑制
- ビタミンC誘導体:メラニンの色を薄くする
- レチノール:シワ改善
- ナイアシンアミド:美白とシワ
アンチエイジングが期待できる生活習慣
最後にアンチエイジングを目指す生活習慣についてご紹介します。
まず、食生活を改善することが大切です。肌に良いとされる栄養素を含む食品を積極的に摂取しましょう。具体的には、ビタミンCやE、タンパク質が豊富な野菜や果物、魚、大豆製品、ナッツなどがおすすめです。
次に、十分な睡眠を確保することが重要です。肌の修復は睡眠中に最も活発に行われるため、毎日7〜8時間の質の良い睡眠をとるよう心がけましょう。また、寝る前にスマホやテレビを見ることは、睡眠の質を下げる原因となるため控えるようにしてください。
さらに、適度な運動を取り入れることも効果的です。ウォーキングや軽いストレッチなど、無理なく続けられる運動を行うことで血行が良くなり、肌に必要な栄養が届きやすくなります。
顔の筋肉を鍛えるフェイストレーニングもおすすめです。表情が明るくなり、肌のたるみを防ぐ効果が期待できます。
これらの生活習慣を意識して取り入れることで、健康的で若々しい体と肌を維持できるでしょう。
年齢を重ねると、悩みは一つ二つではありません…
幅広い悩みをカバーするためには、有効成分を見極め、化粧水、美容液、乳液、クリームを組み合わせてトータルケアできるアイテムを選ぶのが効果的です。
自分に合った、且つ続けられるものを探しましょう。