季節の変わり目こそリップケア!乾燥しやすい秋冬に唇を守る方法

朝晩の気温差がぐんと広がる季節の変わり目。秋冬は空気が乾燥して、気がつけば唇がカサカサ、皮むけなんてことも。リップメイクを楽しむために、乾燥知らずの唇コンディションに整えておきたいところですよね。今回は唇の乾燥の原因を解説し、ケア方法とおすすめ唇ケアアイテムをご紹介します。
なぜ唇は乾燥しやすい?
唇はとてもデリケートなパーツです。皮膚と口の中の粘膜がちょうど出会う「皮膚粘膜移行部」と呼ばれる場所にあり、構造的に乾燥や刺激に弱いのです。
厚みが薄い:唇の厚さはわずか0.6mm。皮膚(約2.0mm)に比べるとかなり薄いため、乾燥や紫外線などの外部刺激をダイレクトに受けやすくなります。
皮脂腺がない:皮膚のように皮脂膜をつくることができず、水分が蒸発しやすい状態です。
つまり、唇は「乾燥しやすく、守りが弱い」構造。毎日のリップケアでうるおいを補いながらダメージから守ることが大切です。
秋冬のリップケアとおすすめアイテム
日中のリップケア
リップクリームやバームでこまめにうるおいを補給して乾燥を防ぎましょう。外出時はUVカット成分入りリップを使うと、紫外線対策も同時にできて◎。
日中のおすすめケアアイテム
ニベア モイスチャーリップ UV
シアバター、ホホバオイル配合の濃厚保湿のリップクリーム。SPF20なので日中の唇の紫外線対策もバッチリ。
aesop(イソップ) プロテクティブ リップバーム SPF30
オーストラリアの自然派ブランドのリップバーム。動物由来成分無配合で唇のうるおいを守ります。SPF30/PA++
夜のリップケア
保湿力重視のアイテムを選びましょう。乾燥やひび割れ、皮むけが気になるときはリップバームをたっぷり塗って上からラップをのせ、しばらくパックするのがおすすめ。
夜のおすすめケアアイテム
ラネージュ リップスリーピングマスク
韓国発の大人気夜用リップバーム。ベリーコンプレックスとココナッツオイルが就寝中の唇を集中ケア。つけたまま眠ると次の朝はプルプルの唇に出会えます。
コスメデコルテ リポソーム アドバンスト リペアリップセラム
唇のために開発された多重層バイオリポソーム配合。デリケートな唇に約0.1〜0.3ミクロンの超微粒子カプセルが角層深くまで浸透します。うるおいとハリ、ボリューム感あふれる唇へ。
唇の荒れた時のリップケア
どんなにケアしても乾燥が強まると唇が皮むけしたり、ひび割れたりすることがあります。これは角層がめくれてしまっている状態。唇のターンオーバーはおよそ1週間なので、その間は無理に触らず保湿しながら自然な回復を待つのがベストです。
下記は、唇の荒れた時の対処法です。
- 無理に剥がさない:指で引っ張ると出血や炎症の原因になり、唇の色素沈着のリスクも高まります。
- 保湿や蒸しタオルでケア:ワセリンやリップバームを厚めに塗って保湿し、皮が自然にはがれるのを待ちましょう。気になる場合はリップバームを塗ってラップを貼り付け、その上から蒸しタオルを軽く当てて唇を温めるのも◎。唇がふやけた状態でバームを重ね塗りします。これにより余分な皮が自然に落ちやすくなります。
- リップスクラブはNG:皮むけが気になっても、荒れているときのスクラブは刺激になってしまうのでNG。皮むけが落ち着いてから取り入れるのがベスト。
ポイントは焦らないこと。唇のターンオーバーに合わせて、保湿を気長に続けることが大切です。ケアを続けても治らないときや荒れや皮むけが悪化する場合は皮膚科に相談してみてくださいね。
唇が荒れた時のおすすめアイテム
資生堂 モアリップ
普通のリップクリームのように見えますが、実は第3類医薬品。抗炎症成分のグリチルレチン酸とアラントインが炎症を抑え、パンテノールとビタミンEが唇コンディションを整えます。
秋冬の唇は積極的なリップケアを
唇は乾燥しやすくバリア機能も弱いので、季節の変わり目や秋冬は特に意識的なケアが大切です。毎日の小さな積み重ねで、乾燥や皮むけに負けないうるおいリップを目指しましょう。