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「転んだらツバつけておけ」は正しかった?絆創膏「ケアリーヴ」が早く傷を治す理由

カラダ
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「転んだらツバつけておけ」は正しかった?絆創膏「ケアリーヴ」が早く傷を治す理由

冬は乾燥や冷えからさまざまな皮膚トラブルが起きがち。その中でも年末の大掃除などによって爪のあかぎれに毎年悩まされている人も多いでしょう。そうしたあかぎれにも絆創膏が有効だと知っていましたか?

傷が早く治るために欠かせない「モイスヒーリング」とは?

昭和時代にはよく言われていた「転んでケガをした傷口にはツバをつけておけ」という常識。これは実は理に適っていました。傷口から染み出た体液が乾くとかさぶたができます。しかし体液の残りが少なくなってしまうと治りが遅くなってしまいますが、傷は乾かさないで体液を残しておいた方が早く治ります。これを「モイスヒーリング」(湿潤療法)と言います。

絆創膏市場で売上数量1位を獲得したニチバンの「ケアリーヴ(TM)」シリーズ。そのうち「ケアリーヴ(TM)治す力(TM)」シリーズはこのモイスヒーリングを活かしており、絆創膏のモイスパッドが体液を吸ってかさぶたの代わりになってくれます。パッドが傷に密着して痛みを和らげ、治す成分が働きやすいため、傷が早くキレイに治ってくれるんです。

絆創膏を貼る前に消毒液は使ってもいいの?

またモイスヒーリングのメリットは傷が早く治ることに加えて、傷の跡が残りにくく、ばい菌が増えないので感染の心配が少なく、痛みも少ないといった点も挙げられます。モイスヒーリングを十分に機能させるために気を付けるポイントも。消毒液を使ってしまうと傷を早くキレイに治る成分が死滅してしまうため、消毒液は使わないようにしましょう。

また水道水で傷口を洗って血を止めた上で絆創膏を貼ることが大切。もし傷口に石や砂が入って取れないときや深い傷や火傷、動物にかまれたときなどは絆創膏ではなく、いち早く病院を受診することも忘れないでおきたいですね。「ケアリーヴ治す力」はウレタン不織布という布のような素材でできているため、指の関節に貼っても動かしやすい特徴も。切り傷やあかぎれなど、指に絆創膏を貼ると家事やパソコン仕事ができなくて困るという人はこうしたウレタン不織布を使っている絆創膏なのかをチェックするといいかもしれません。

「手当て」という言葉は辛い人に手を当ててあげることが語源

ニチバンでは、そんな「ケアリーヴ(TM)」を通じた怪我の応急処置の啓発活動としてさまざまな活動を行っており、2025年12月13日から2週間、東京の・増上寺の境内で身体健全の祈願を受けた「ケアリーヴ(TM)」を参拝者に無料配布するイベントも開催。

また12月13日には小学生9人が参加し、圓光大師堂の拭き掃除や大殿の手すりの拭き掃除を行い、手を労わる大切さを学ぶイベントも開催されました。子どもたちは増上寺の歴史や畳の拭き掃除のやり方の説明を受けながら、雑巾を固く絞り、畳のラインに沿って水拭きと乾拭きなどを実施。大殿の手すりも水拭きした後はバケツに入った水で雑巾を洗うところまで行いました。

大掃除の後には増上寺アドバイザーで僧侶の堀江利昌さんが仏教的な視点で「傷の手当て」についての説法が。辛そうにしている人に手を当ててあげると傷が治ることから「手当て」という言葉が生まれたこと、人に手を当ててもらうと自分が大切にされている満足感や安心感が生まれること、誰かに手当てをしてもらうと心が温かく嬉しくなるのは仏教の教えでもある「この世界はすべて繋がり、人は1人では生きられない」という考えにも繋がっていることなどが語られていました。

冬は冷えや乾燥、年末の大掃除などで手指のあかぎれに悩むも増える時期。絆創膏を貼るときには「モイスヒーリング」を思い出し、適切な対応をすることで傷を早くキレイに治したいですね。

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