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パスタの日本ナンバーワンシェフは?パスタ界のワールドカップ「バリラ パスタ チャンピオンシップ アジア2025日本大会」が開催

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パスタの日本ナンバーワンシェフは?パスタ界のワールドカップ「バリラ パスタ チャンピオンシップ アジア2025日本大会」が開催

スーパーでもよく見かける1877年創業のイタリアNo.1パスタブランド「バリラ」。そんなバリラは世界中のイタリアンシェフの育成にも注力し、パスタ界のワールドカップとも称される大会「バリラ パスタ チャンピオンシップ」を毎年開催しています。

パスタならではの細かい審査基準も!「バリラ パスタチャンピオンシップ」とは

「バリラ パスタチャンピオンシップ」のアジア大会は今年で2回目の開催。アジア各国の優れたシェフを対象とした国際料理コンペティションで、日本、シンガポール、マレーシア、中国、インド、フィリピン、ベトナム、韓国の8カ国から、総勢500名のシェフが参加し、アジアNo.1パスタシェフの座をかけて腕を競います。

「バリラ パスタチャンピオンシップ アジア 2025」の日本代表を決定する「JAPAN FINAL」が2025年7月29日に開催されました。6人の日本人シェフが食材や食器を準備し、調理がスタート。45分間という制限時間の中でそれぞれのシェフが一皿のパスタを完成させ、その後10分間で審査員に向けて渾身のプレゼンテーションを実施しました。

パスタの茹で加減や提供される時の温度など、「パスタ」ならではの細かい審査基準があるのが他の料理コンペとは一線を画す本大会。また参加者には英語でのレシピ提出やプレゼンも求められ、料理の味や技術に加え、「料理に込めた意図や背景を言葉で伝える力」も評価の対象となっています。

この他にも審査員は適切な調理過程や衛生管理、食材の保管や正しい取り扱い、プレゼンや色彩バランス、パスタが料理の主役となっているか、味付けなど細かい評価基準や配点をもとに調理プロセスとプレゼンを加味して審査していきました。

優勝は千駄ヶ谷のイタリアン「Convivio」のシェフ、澤田隼人さんに決定!

6人のシェフたちの調理とプレゼン、そして試食の結果、東京・千駄ヶ谷のイタリアンレストラン「Convivio(コンヴィヴィオ)」のシェフ、澤田隼人さんが見事優勝。日本代表として2025年11月にマレーシアで開催されるアジア大会に挑むことが決定しました。

澤田さんのレシピ名は「Penne Rigate with Whiskyb Octopus Ragù(ペンネリガーテ ウイスキー 蛸のラグーソース 絡まる風土を樽に込めて)」。蛸の名産地である明石の蛸と、同じく明石のウイスキーという国産の食材を使った一皿に仕上げました。ラグーソースはウイスキーの樽チップとスコットランド産のピートでスモークされ、ペンネの穴にまで香りを生き渡せる演出が特徴的です。塩をほとんど使わず、蛸そのものの旨みを最大限に引き出し、ウイスキー好きの澤田さんだからこそ作ることのできる独創的で奥行きのある味わいが審査員の胸をつかんでいました。

バリラ アジアパシフィック エグゼクティブシェフ アンドレア・トランケーロさんは「南イタリアで親しまれている蛸のラグーをイタリアでは白ワインを使うところを、国産ウイスキーを使って旨味を引き出しつつ、国産の蛸を使って、日本風にアレンジ。さらにウイスキー樽を器に使うことで、パスタだけでなく器からも鰹節を思わせる燻製香を感じさせるという独創性を高く評価しました」と澤田さんのレシピを総評していました。

国産食材を使って味覚が優れた日本人らしさもしっかりアピールしていた澤田さん。2025年11月に行われるアジア大会で澤田さんがどんな “日本のパスタ”を世界中に披露してくれるのか、楽しみですね。

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