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驚くほど甘い国産レモン「スイートレモン」とは

YOKARE編集部
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驚くほど甘い国産レモン「スイートレモン」とは

瀬戸内に住んでいると春先はスーパーで多くの品種の柑橘類を見かけます。写真は瀬戸内のスーパーの陳列棚ですが、すべて柑橘類です。

陳列されている柑橘類は地元の広島県産や愛媛県産が多く、国産レモンもよく見かけます。瀬戸内でレモンの栽培も盛んなんです。

レモンと言えば「酸っぱい」イメージですよね。

地元の商店街で見つけたスイートレモンは、レモンの酸味をなくして上品な甘さがあり、食べてみて驚きました。

まだスイートレモンは流通量が少ないため珍しい果物です。

今回は瀬戸内在住の私が初めてスイートレモンを食べたその感動をお伝えします。スイートレモンの食べ方や特徴も紹介します。

スイーツレモンとは?スイートレモンの特徴

スイートレモンは、その名の通り、酸味が少なく甘みを感じられる珍しいレモンです。

一般的なレモンのイメージとは異なり、そのまま食べても酸っぱさがほとんど気にならないのが特徴です。

スイートレモンの味や香り

果肉は、淡い黄色で、果汁が豊富です。種が少ない品種が多いです。

爽やかで甘い香りがします。レモン特有の強い酸味が少なく、ほんのりとした甘さとまろやかな風味があります。

スイートレモンの味や香り
オレンジのような甘さとは異なり、あくまでレモンの爽やかさの中に甘みがあるという感じです。

スイートレモンの外観

スイートレモンの大きさは一般的なレモンよりもやや大きく、オレンジ程度の大きさになることもあります。

スイートレモンの外観
見た目は小ぶりのグレープフルーツのようにも見えます。
果皮は一般的なレモンに比べてなめらかな傾向があり、熟すと黄色というより、オレンジがかった色になるものもあります。

スイートレモンの旬や栽培地域

11月頃から成熟し始め、酸味が抜けて甘みが増します。3月中旬頃から収穫し始めます。

レモンの中では比較的寒さに強く、関東以南の太平洋側など温暖な地域では露地栽培も可能です。国内での流通量はまだ少ない珍しい品種です。

スイーツレモンの食べ方

スイーツレモンは酸味が少ないため、下記のような食べ方で楽しめます。

  •  生食
    そのまま皮ごと食べられるものもあります。
  • ジュース:
    絞ってそのまま飲んだり、他のフルーツとミックスしたりするのもおすすめです。
  •  料理
    サラダに加えたり、魚料理などに添えたりしても、酸味が穏やかなので素材の味を邪魔しません。
  •  お菓子
    スイーツの風味付けにも利用できます。
  •  レモンティー
    いつものレモンティーをまろやかな味わいに変えてくれます。

スイートレモンは、みずみずしくてとろける果肉、酸味が少なくほんのりとした甘みが特徴の柑橘類で、インドや中東、東南アジアなどで日常的に親しまれています。

日本ではあまり馴染みがありませんが、現地ではジュースや生食として日常的に取り入れられており、その飲みやすさから、暑い地域では特に人気です。

スイートレモンの栄養価は?

レモンと含まれている栄養価はほとんど変わりません。レモンと同じでスイートレモンにはビタミンCやクエン酸、カリウム、食物繊維が豊富に含まれています。

レモンの方がビタミンCの含有量が多い傾向がありますが、甘みのあるスイートレモンは余すこなく食べられるので、栄養も取りやすくなります。ビタミンCは、風邪予防や疲労回復の効果が期待されています。

スイートレモンに含まれるクエン酸は、消化酵素の分泌を助け、胃もたれや食欲不振を緩和することが期待されています。また、肝臓の働きを助け、体内の不要物や老廃物の排出する効果が期待され、解毒作用・デトックス効果があるとされています。

スイートレモンには水溶性と不溶性の食物繊維がバランスよく含まれていて、軽度の便秘に悩む人にもおすすめです。

「レモンは美容に効果的」ということは知られていますが、それ所以はビタミンCが紫外線や日焼けでダメージを受けるコラーゲンの生成を助ける効果が期待できるからです。

ナトリウムやカリウムといったミネラルも含まれていて、暑い季節の水分補給にぴったり。レモン水ならぬ、スイートレモン水も良いでしょう。紫外線ダメージのケアや肌荒れ予防にもなります。

子どもから高齢者まで食べやすいスイートレモンは魅力的です

スイートレモンは「酸っぱくない柑橘類」として非常に食べやすく、子どもから高齢者まで幅広い年齢層に親しまれています。

クセが少なく、フルーツが苦手な人でも摂取しやすい点も魅力のひとつです。

日常の健康サポートやリフレッシュに取り入れてみてはいかがでしょうか。

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