春でも日焼け止めが必要な4つの理由、春は美白のチャンスタイム
春の日焼け止めは重要です。春の日焼け止めをしっかりすることで、白く美しい肌を手に入れられる可能性が高まります。
春でも日焼け止めが必要な理由とは何でしょうか。美しく白い肌を目指している方は、ぜひ参考にしてください。
春でも日焼け止めが必要な理由
春でも日焼け止めが必要な理由は、主に下記の4つが挙げられます。
- 春にも紫外線は危険な量が降り注いでいる
- 春は一年の中で一番肌が白いからメージを受けやすい
- 春は一年の中で一番肌が白いから美白の大チャンス
- アレルギー対策としても日焼け止めが必要
春でも日焼け止めが必要な理由をそれぞれ深掘りして解説します。
春にも紫外線は危険な量が降り注いでいる
世界保健機関(WHO)では、UVインデックスを用いた紫外線対策を推奨しています。
UVインデックスとは、紫外線の人体へ影響を与える度合いをわかりやすく数値化したもの。UVインデックスが3以上の場合は、できるだけ日差しを避ける、8以上の場合はできるだけ外出を控えた方が良いといった対処方法が示されています。
このUVインデックスを見ると、4月でも外出を控えた方が良いレベルの紫外線が降り注いでいることがわかります。
春に日焼け止めを塗る、日差しを避けるなどの紫外線対策は必須です。
春は一年の中で一番肌が白いからメージを受けやすい
「肌は季節を後追いする」と言われており、今の季節を過ごした肌が表面に現れるのは2、3ヶ月後なのです。つまり紫外線量が少ない冬を過ごした肌が表面に現れるのが春ということになります。
春の肌は、白く乾燥しているのが特徴です。紫外線量の少ない冬から、一気に紫外線量が増える春へと移行します。そうすると肌は、急激に増える紫外線に対処することができずにダメージを受けてしまうのです。
一年のなかで最も紫外線に弱いのが春の肌。日焼け止めを塗って守ってあげましょう。
春は一年の中で一番肌が白いから美白の大チャンス
春は一年の中で最も肌が白いということは、美白の大チャンスなのです。
「黒くなった肌を白くする」よりも「白い肌をキープする」ほうが簡単です。
美白というと秋に意識をする方が多いと思います。秋は、夏の間に黒くなった肌を白くする美白。春は、白い肌をキープするための美白です。
美しく白い肌を手に入れたいのであれば、春に美白ケアを取り入れてみましょう。
アレルギー対策としても日焼け止めが必要
春の肌は、冬の乾燥ダメージから回復しきれていません。乾燥している肌は、肌のバリア機能が低下しており外的刺激の影響を受けやすい状態です。その状態で、花粉や黄砂などのアレルギー物質が肌に付着したり、さらに紫外線を浴びたりすることでアレルギーを起こしやすくなっています。
春のアレルギーに悩む人は、アレルギーを抑えるケアだけでなく、紫外線から肌を守る日焼け止めやバリア機能を強化する保湿ケアをしっかりと行うことも大切です。
春に日焼け止めを選ぶポイント
春の日焼け止めの選び方は、夏とは異なります。
春に日焼け止めを選ぶポイントは、主に3つです。
- SPFとPA値をチェックして選ぶ
- 肌質にあったテクスチャーを選ぶ
- 美白成分や抗炎症効果のある成分が配合された日焼け止めを選ぶ
それぞれのポイントについて解説します。
SPFとPA値をチェックして選ぶ
春の日焼け止めは、普通に行動するならSPF30以下、PA+++で十分です。
SPF=サンバーン(肌が赤くなる日やけ)の原因になるUVB波を防ぐ値(1~50+で表示)
PA=シミやしわの原因になるUBA波を防ぐ値(+~++++で表示)
SPF・PAの数値が高いほど紫外線から肌を守る力は高くなります。しかし、その反面肌に負担がかかるので、数値の高さだけで選ぶのは危険です。季節や目的に合わせた最適な数値のものを選びましょう。
肌質にあったテクスチャーを選ぶ
春の肌は、安定しないのが特徴です。気温が上がると脂性肌になることや、冬の乾燥肌を引きずるなど、人によっても日によっても肌状態が変わります。
その時の肌状態にあわせて日焼け止めを選ぶのがベスト。肌がベタついているときには「さっぱりタイプ」、乾燥しているときには「しっとりタイプ」など、そのときの肌に合ったテクスチャーを選ぶと良いでしょう。
美白成分や抗炎症効果のある成分が配合された日焼け止めを選ぶ
春肌のポイントは、「一年の中で最も白い肌であること」と「アレルギーをおこしやすいこと」です。日焼け止めの中に、美白成分が配合されていると春の美白効果を最大限に引き出すことができます。また、アレルギーを緩和する抗炎症成分が配合されていると痒みや赤みを抑える効果が期待できます。
春の日焼け止め選びは、配合成分をチェックして選びましょう。
日焼け止めに関するよくある質問
日焼け止めに関するよくある質問をまとめてみました。
- 日焼け後の肌は紫外線に対する防御力が高い?
日焼けをしたからといって紫外線に対する防御力はほとんどかわりません。その効果はSPF4程度です。 - 曇りの日は日焼け止めをしなくてよい?
曇りの日も日焼け止めは必要です。薄い雲の場合、紫外線通過率は80%以上。待機中の「もや」は紫外線ばく露を増加させることもあります。 - 太陽の暑さを感じないときには、日焼け止めは必要ない?
太陽があれば、日焼け止めは必要です。日焼けの原因である紫外線は感じることができません。暑く感じるのは赤外線です。
春の日焼け止めは、美白効果と抗炎症効果が大切
春肌の特徴は、「一年の中でも最も白い肌」と「アレルギーを起こしやすい」ということです。
白い肌を年中キープしアレルギーを起こしにくい肌をつくるには、日焼け止めは重要な役割を果たします。
そして、春は自分に合った日焼け止めを選ぶことで「美しい白い肌」をつくるためのチャンスタイムなのです。
春、自分の肌に合った日焼け止めを見つけて、理想の美白肌を目指しましょう。