肌・頭皮ケアにも!CICAの原料セキセツソウ(ツボクサ)配合のコスメ4選

セキセツソウは血流促進と皮膚炎や傷の治療に使われてきた漢方薬。その力は近年、セキセツソウ抽出液=ツボクサエキス=美容成分CICA(シカ)としてコスメに配合されるようになりました。
CICAは肌の保湿、鎮静やバリア機能のサポートに加えて、透明感ケアに役立つ成分。だからこそ多くのブランドが採用し、使われているコスメも多種多様に及びます。
今回はセキセツソウ=ツボクサ=CICA(シカ)成分が使われているコスメをピックアップ。定番人気アイテムから「これにも?」と意外なアイテムまでご紹介します。
ラロッシュポゼ シカプラスト リペアクリーム B5+
2024年度アットコスメミドルプライスフェイスクリーム部門で1位、LIPS 2024年度こだわりアワード保湿クリーム部門で1位になった保湿クリームです。
ツボクサ葉エキスが乾燥・摩擦による肌のゆらぎを整え、パンテノール(ビタミンB5)が肌の修復と保湿を強力にサポート。保湿に特化しており、乾燥によって荒れた肌や敏感肌をいたわります。
うるおいをしっかり与えるけれど重すぎないテクスチャー。乾燥による肌荒れが気になる日のお助けアイテムになりそうです。
オバジ C25セラム ネオ
ピュアビタミンC、ビタミンE配合で大人の肌悩みであるシミ・くすみ・毛穴に多角的に働きかける美白美容液。サポート成分にツボクサエキス(セキセツソウ)を配合しています。
ピュアビタミンCは、メラニンの生成を抑えて肌のトーンアップや透明感を引き出す成分。ビタミンCは高濃度になるほど肌への刺激が出やすく成分が壊れやすいのですが、オバジは独自処方でビタミンCを安定化。肌への刺激をおさえて高濃度を実現しています。25%という濃度はオバジでも最高レベルです。
そこに守りの成分として配合されたツボクサエキスが、ビタミンCの刺激を和らげながらうるおいをプラス。よりなめらかな肌へ整えます。
年齢による肌悩みを諦めたくないという方は、ビタミンCの攻めのケアを取り入れてみてはいかがでしょう?
ディオール ル ボーム
ボディ、フェイス、ハンド、ネイルなど乾燥が気になる部分に使えるマルチなクリームです。
肌荒れが気になる肌をやさしくいたわるダイズ油やホホバオイルなど自然由来成分を使用。乾燥でデリケートな状態の肌のケアにツボクサ葉エキスも採用しています。
パッケージは真っ白で丸いコロンとした形で可愛い見た目。持ち歩きしやすいサイズでカバンの中に入れておいてもテンションが上がりそう。刻印サービスもあるので友人へのプレゼントにも自分へのご褒美にもおすすめです。
無印良品 植物発酵液 薬用スカルプローション
無印良品のヒット商品となっている育毛ローションですが、意外にもツボクサエキス=セキセツソウが採用されています。2つの有効成分と植物由来成分を中心に頭皮をやさしく整える製品です。
キーとなる有効成分は グリチルリチン酸2K。頭皮の炎症やかゆみを鎮め、荒れた頭皮をすこやかに保つ働きがあります。そこにもう一つの有効成分のセンブリエキスが血行を促し、髪の成長を担う毛母細胞の働きを後押し。髪が育ちやすく、抜けにくい頭皮環境へと導きます。
頭皮のうるおい補給に10種類の植物由来成分を採用。特にツボクサエキスは保湿と頭皮鎮静の両方で活躍が期待できそう。
価格も手に取りやすい1000円台なので、育毛ケアを始めたい方や続けやすいケアアイテムを探している方にぴったりです。
セキセツソウは他アイテムと合わせやすい美容成分
セキセツソウ=ツボクサ=CICAは他の美容成分と相性がいい成分。肌の鎮静や保湿のメインに使われるパターンがありますが、他の美容成分のサポート役として配合されることも多いです。
メインもサポート役もこなせる美容成分ですが、刺激の強い美容成分との併用は使い方によっては注意が必要。
高濃度レチノール、純粋ビタミンC、高濃度のAHA/BHA成分との併用は肌への刺激が強く、鎮静や保湿効果が期待できるCICAでもフォローしきれずに肌トラブルの可能性があります。
刺激の強い美容成分の場合、まずは低濃度から様子を見てみましょう。肌状態に合わせての使用をおすすめします。



