YOKARE 健康なライフスタイルを目指す
ログイン無料会員登録
食・料理美容カラダ食育SDGs成分の話寄稿はこちらから
ログイン無料会員登録

免疫力のバランスを保つ乳酸菌、花粉症やアレルギー皮膚炎にも◎

新型コロナウイルスは感染する人と感染しない人がいることがわかっている。コロナ禍では免疫力を向上させることも予防の一つと考えられている。免疫学を専門とする医学博士も「新型コロナは免疫力の強い人には手出しができない」などと免疫力を活性化することがポイントだと紹介している。

免疫には2種類あり、免疫細胞の約70%が腸に集まっている

免疫には自然免疫と獲得免疫の2種類がある。自然免疫は、侵入してきたウイルスなどの病原体や異常になった自己の細胞をいち早く感知し、それを排除・分解する仕組みです。マクロファージ、顆粒球、NK細胞といった免疫細胞が主な自然免疫。

獲得免疫は自然免疫の目を盗んで体内で増殖を始めたウイルスや細菌、がん細胞のような病原体に活躍する免疫。獲得免疫として、T細胞やB細胞といったリンパ球が活躍します。もう少し簡単にいうと、獲得免疫はウイルスなどに感染した後に得られる免疫機能でもあり、抗体は3日から7日ほどでつくられる。

この自然免疫や獲得免疫の免疫機能として働く免疫細胞の約70%が腸に集まっていると言われている。免疫細胞を活性化するのが腸内細菌だ。腸は日々異物の侵入と戦っているということだ。

腸内環境に関連する体の不調

近年、さまざまな病気が腸内の環境に関連していることが明らかになっている。例えば、アレルギーやアトピー性皮膚炎、肌荒れや乾燥肌、肥満、糖尿病、炎症性腸疾患、関節リウマチなどが挙げられる。

日常生活で腸内の免疫バランスを正常化することで病気の予防や改善につながることが期待できる。

しかし、ストレスの多い現代社会では食生活で気をつけておかないと腸内環境を整えることは難しい現実もある。日々のストレス、加齢によって、抗炎症作用を持つ免疫制御細胞が減少し、腸や全身の病気に繋がる可能性が示されている。つまり、抗炎症作用を持つ免疫制御細胞が減少してしまうと、ウイルスに対して免疫細胞が攻撃しすぎてしまうと炎症を起こしてしまうのだ。

異物排除と炎症終息のバランスが重要!

特に、炎症を抑制する制御性 T 細胞の機能が低下すると免疫バランスの恒常性が崩れ、炎症を誘導する細胞が活性化することが原因で皮膚炎が発症することがわかっている。腸内で働き、抗炎症作用を持つ素材が求められている。そこで注目されているのが「乳酸菌」だ。

免疫力のバランスを保つ働きを助ける乳酸菌

乳酸菌は腸を整えて、免疫システムを活性化させる働きをするので、コロナへも有効ではないかと注目をされている。免疫を高め、腸の調子をよくするなどと評判の「乳酸菌」を紹介しよう。

乳酸菌とは

乳酸菌とはヨーグルトなどに入っている微生物なのかなとイメージしている人も多いのではないだろうか。確かに乳酸菌はヨーグルトには入っているけれど、正確にはヨーグルトは乳酸菌よって作られている。

乳酸菌は、炭水化物などの糖を分解して乳酸を作り出す微生物の総称。

例えば、乳酸菌はヨーグルト、バター、チーズ、乳酸菌飲料など製造にも深く関与している。

乳酸菌によって糖から乳酸を作ることを「乳酸発酵」といい、乳酸発酵によってヨーグルトをはじめとする発酵食品は作られている。乳酸菌は数多くの種類が存在していて、菌の種類によって棲んでいるところも働きも違ってくる。ちなみに食品によって使われる乳酸菌の種類が決まっている。

乳酸菌は私たちの体内にも棲んでいる。とりわけ小腸下部や大腸内に乳酸菌とは異なる腸管内固有の菌種が常住し、乳酸菌は他の細菌と一定のバランスを保って共存している。

乳酸菌の働き

乳酸菌は腸内を酸性側に傾けるため、pH値を低下するために働き始め、腸内の腐敗を抑えたり、腸のぜん動運動を助けて便秘を改善したりする効果が期待されている。

前述の通り、人間の免疫機能は腸の近くに集まっていて、乳酸菌はこの免疫システムを活性化させる働きもあると言われている。腸内環境が悪くなると、免疫システムもバランスがおかしくなってしまい、体になんらかの不調があらわれる可能が高くなる。

免疫のバランスで注目されている乳酸菌の効果

Treg (制御性T細胞)は、免疫応答を抑制する機能を持ち、自己免疫疾患や炎症性疾患、アレルギー疾患などを引き起こす過剰な免疫応答を抑制する役割を担っている。一方、Treg細胞は過剰に働くと、がん細胞に対する免疫応答を抑制してがんの成長を助けてしまうと考えられている。
乳酸菌は、炎症性サイトカインを抑制し花粉症やアトピー性皮膚炎などに反応を抑制することが確認されている。

ただ乳酸菌の種類によっても働きが違うので注意は必要だ。乳酸菌の中でもLactobacillus plantarum 22A-3は炎症を抑えると報告されている。花粉症やアトピー性皮膚炎で悩んでいる方はLactobacillus plantarum 22A-3を試してみては?