摂取しやすいポリフェノール

体にいいと聞くポリフェノール。「酸化から体を守る」ために必要な成分なのです。ポリフェノールは体を酸化させてしまう活性酸素の除去に必要な抗酸化物質。

体には酸化を抑えるための酵素が備わっています。しかし年齢を重ねると減っていってしまい、30代から減少し始めるといいます。

もし体内に活性酸素が増えてしまうと、体を酸化させてしまい、肌トラブルを引き起こしやすくなります。活性酸素が増えるとできやすくなるトラブルにシミがあります。シミができるとメイクでも隠れなかったり、視線が気になったり……
普段の食事の栄養バランスを考えながら、ポリフェノールもとっていく、となると考えることが増えてしまいますよね。
このポリフェノールはお茶に含まれていて、食事で工夫しなくても摂取することができるのです。

お茶でポリフェノールを摂るのがおすすめの理由

お茶は手軽に持ち運べます。お茶はいつでもどこでも手軽に摂取することができます。
またなくなってしまった場合、コンビニなどでも手軽に買えるものがあります。「朝バタバタして準備したのに持ってくるのを忘れた」ということがあっても、コンビニで買うことで摂取できない時間を短くすることが可能です。

おすすめのポリフェノール

それではお茶で摂取しやすいポリフェノールにはどのようなものがあるでしょうか?ポリフェノールが入っているお茶を紹介します。

緑茶

緑茶に配合されているのはカテキン。カテキンは高い抗酸化力を持っているので、ストレスや日差しで増えてしまった活性酸素を除去する効果が高くなっています。
また熱で壊れやすいビタミンCが、壊れにくいのも緑茶の特徴。カテキンとビタミンCのダブルの抗酸化力で、体中の酸化物質を除去しやすくします。ビタミンCが摂りやすいので、肌荒れした時や日焼けをしてしまった時、風邪をひきやすい時期と、季節を問わず積極的に摂取したいのが緑茶。

ルイボス

ルイボスに配合されているポリフェノールはフラボノイド。高い抗酸化作用で、腸内の悪玉菌の増殖を抑えることができます。栄養が吸収しやすくなることで、肌に栄養が行き渡りやすくなります。
また、アレルギー症状を抑える効果もあるため、花粉症や喘息、アトピーの症状を抑える効果も期待できます。
ミネラルも豊富に含まれているため、汗でミネラルを失いやすい時期にもおすすめ。
ノンカフェインなので、コーヒーでカフェインを多く摂る人や、妊婦さん、妊娠を希望している人からも愛されているお茶なのです。「カフェインが入っているから夜寝る前になかなか水分が摂りにくい」と困っている方にもおすすめのお茶です。

杜仲

ダイエット効果が高いといわれている杜仲。その秘密はクロロゲン酸。コーヒーに多く含まれている成分で、脂肪を消費しやすくなります。コーヒーにはカフェインが含まれていますが、杜仲茶には含まれていないためカフェインを気にせず摂取することができます。
血管を拡張し血流を改善することができるので、栄養を届けやすい環境を作ります。そのため美肌成分を全身に届け、肌荒れ改善の効果も期待できるのです。

「いつものお茶」を少し工夫してみるだけで、抗酸化力を高めることができます。ポリフェノールと言っても効果はさまざま。解決したい肌悩みと好きな味で選ぶことができるから、口紅を選ぶように楽しむことができます。体の酸化を抑えながら、肌の状態も改善してくれるポリフェノール。抗酸化力を高めて、肌トラブルに負けない環境を作りませんか?