口内環境をサポートする機能性表示食品が話題!
歯や歯ぐきの状態が気になりませんか?いつまでも健康でいるためには、口内環境を良好に保つことが大切です。毎日の歯みがきは当然ですが、それにプラスして機能性表示食品の利用もオススメ。良好な口内環境をサポートしてくれる機能性表示食品が話題となっています。
健康な歯ぐきとは?
健康な歯ぐきは、ピンク色をしています。赤っぽくなったり、黒っぽくなったりするのは、健康でないシグナルです。
歯ぐきを健康な状態に保つためには、1日2回以上の歯みがきを習慣化しましょう。特に起床時と、寝る前に歯みがきをすることがポイントです。また、タバコは口内環境に悪影響を与えますので、できるだけ吸わないように努力しましょうね。
消費者庁への届出が20件超に
歯みがきだけでは物足りないと感じている方には、口内環境をサポートする機能性表示食品が味方になってくれます。
「食品で口内環境をサポートできるの?」と思うかもしれませんが、科学的な試験によって機能性を確認しているのが、機能性表示食品なのです。
口内環境をサポートする機能性表示食品については、消費者庁へ届け出された商品が20件を超えました。メディアで取り上げられることも増え、注目を集めています。
「歯垢の生成を抑える」「歯ぐきを健康に保つ」とアピール
機能性表示食品では、どのような表示をしているのでしょうか。主なものを以下に挙げてみました。
- 歯ぐきを丈夫で健康に保つ機能が報告されています。
- 口腔内環境を良好に保つ働きを助ける機能があります。
- 歯周組織の健康が気になる健常な方に適しています。
- 口内環境を良好に保つ(歯垢の生成を抑える)ことが報告されています。
商品によって表現が違いますが、これは機能性を確認するために行った試験の内容が異なるからです。
乳酸菌や緑茶由来成分を配合
配合成分を見ると、主なものに乳酸菌や緑茶由来成分があります。
乳酸菌はロイテリ菌、L8020乳酸菌、乳酸菌LS1など。ロイテリ菌は人の体内から発見されたヒト由来乳酸菌で、これを配合した機能性表示食品では、「歯ぐきを丈夫で健康に保つ」とうたっています。
L8020乳酸菌はラクトバチルス属ラムノーザスの1種で、健康な子どもの口の中から発見されました。
緑茶由来成分には、エピガロカテキンガレートと緑茶フッ素があります。エピガロカテキンガレートは、緑茶の葉に最も多く含まれているポリフェノール。関連商品では、「口内環境を良好に保つ(歯垢の生成を抑える)」旨を表示しています。
緑茶フッ素は文字どおり、緑茶に含まれるフッ素のこと。「むし歯の原因となる酸に溶けにくい状態にする」とアピールしています。
機能性はヒト試験で確認
機能性表示食品で表示する機能性は、科学的な研究によって確認されています。
ロイテリ菌を配合した商品の場合、既存の研究論文を収集して総合的に判断しています。論文を見ると、「無作為化二重盲検プラセボ比較試験」という信頼性の高いヒト試験で、ロイテリ菌を含む食品の摂取グループと、ロイテリ菌を含まない食品の摂取グループに分けて、歯肉の腫れの改善を比較しています。
エピガロカテキンガレートを配合した商品も、同様のヒト試験を実施。2つのグループを比較し、歯垢指数がどの程度低下したかを検証しています。
歯みがきを基本に機能性表示食品の活用も
口内環境を健康に保つためには、まずは毎日の歯みがきや禁煙が基本。これにプラスする形で、機能性表示食品の活用も選択肢となります。
サプリメント形状の商品やヨーグルトタイプの商品などが販売されていますので、お好みのものでチャレンジしてみてはいかがでしょうか。