ミネラルを吸収促進する機能性表示食品
2021年以降、ミネラルの吸収を促進する機能性表示食品が増えています。今回はミネラルとは何か?どんなミネラルを吸収促進する機能性表示食品があるのかをスポットを当てて紹介します。
知っておきたいミネラルについて
ミネラルは体の調子を整える重要な役割を果たしています。
厚生労働省に認定されている必須ミネラルは16種類。
ミネラルは、カルシウム、リン、カリウム、硫黄、塩素、ナトリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、銅、ヨウ素、マンガン、セレン、モリブデン、クロム、コバルトの16種類になります。
そのうち13種類は「日本人の食事摂取基準」の推奨摂取量として定められています。
厚生労働省の国民栄養調査結果によると、日本人は男性、女性ともに必要なミネラルが必要量や目安量に届いていません。現代の日本人のミネラル摂取量は年々減少しているのです。不足しがちなミネラルは、カルシウム、マグネシウム、カリウム、鉄、亜鉛などです。
ミネラルを吸収促進する具体的な機能性表示食品とは?
ミネラル(カルシウム・鉄・マグネシウム)の吸収を促進する成分は、「乳糖果糖オリゴ糖」「マルトビオン酸Ca」があります。
マルトビオン酸が配合されている機能性表示食品は、「森永カルダスヨーグルト ドリンクタイプ」。「森永カルダスヨーグルト ドリンクタイプ」は、大腸の腸内環境を改善し、腸の調子を整える機能が報告されているビフィズス菌BB536と、食事に含まれるミネラル(カルシウム・鉄・マグネシウム)の吸収を促進する機能や、加齢に伴い低下する骨密度を維持する機能が報告されているマルトビオン酸を配合している機能性表示食品です。
乳糖果糖オリゴ糖が含まれている「オリゴワン オリゴ糖シロップa」は、食事に含まれるミネラル(カルシウム・鉄・マグネシウム)の吸収を促進する機能と、加齢に伴い低下する骨密度を維持する機能があることが報告されています。
なるべく工夫して食品からミネラルを摂りましょう
日々の食生活で不足しがちなミネラルは、カルシウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、カリウムなどです。
- カルシウムを含む食材は 小魚や大豆製品、牛乳やヨーグルトなどの乳製品、ほうれん草や小松菜などの緑黄色野菜です。
- マグネシウムは、豆類や種実類、海藻類、魚介類などに多く含まれています。
- 鉄分を含む食材は、レバーや海藻類、貝類、緑黄色野菜などです。
- 亜鉛を含む食材は、ウナギやカキなどの魚介類、肉類、豆腐や納豆など豆類、アーモンドやカシューナッツなどの種実類などです
- カリウムを含む食材は、果物、緑黄色野菜、芋類、干物などです。
それぞれのミネラル含有の食材を3食バランスよく食事に取り入れて、ミネラル不足にならないようにしましょう。