物価高騰を乗り切る!食材ひとつで作る玉ねぎレシピ5選
物価高が進む中で、食材ひとつでできるレシピがSNSなどで話題になっています。
2022年頃からあらゆるものが値上がりしていますが、日々の食材の高騰も見過ごせません。
消費者は、安価で日持ちがし、体に良い食材を多めに買って、様々なレシピにチャレンジして食卓に乗せるようになりました。
この記事では食材ひとつでできるレシピの例として、比較的価格が安定していて、どんな料理にも合う玉ねぎを主役にした「玉ねぎだけ料理」のレシピとともに、上手な成分の摂り方や玉ねぎの効用についてお届します。
ボリューム満点・メインにもなる玉ねぎレシピ5つ
玉ねぎは食べる万能薬とも言われ、1日にたった4分の1個を食べるだけで生活習慣病の予防や改善効果が期待できます。
メインになる魚や肉が用意できない時は、冷蔵庫の中にある卵やチーズ、小麦粉、オリーブオイルなどを使うと、ボリューム満点ながらヘルシーなメイン料理が出来上がります。
オニオンリング
玉ねぎを輪切りにし、小麦粉、卵、パン粉を順にまぶして揚げるシンプルな料理です。外はカリッと、中は甘くてジューシーな一品です。
玉ねぎのピカタ
薄くスライスした玉ねぎに卵を絡めて焼くピカタは、食感と味のバランスが絶妙です。お好みでチーズを加えても美味しいです。
玉ねぎだけカレー
玉ねぎの甘みを引き出し、スパイスで味付けするだけで完成するシンプルなカレーです。玉ねぎの皮に含まれるケルセチンには抗酸化作用があり、皮ごと使うことでその効果を最大限に活用できます。
ケルセチンは熱に強いので、玉ねぎの薄茶色の皮を煮出して、野菜スープやカレーなどに利用すると効率よく摂取できます。
玉ねぎのお好み焼き風
刻んだ玉ねぎを小麦粉と水でまとめて焼くだけのお好み焼き風料理。ソースとマヨネーズをかければ、立派なメインディッシュに。
玉ねぎのごろっと煮
大きめに切った玉ねぎをコンソメで煮込むだけで、甘みが凝縮した煮物が出来上がります。鶏肉やソーセージを加えれば、さらにボリュームアップ。
ササっと作れる玉ねぎを使った小鉢5つ
玉ねぎを使った簡単な作り置き料理を常備しておくと、副菜の一品として役立ちます。
また、スライスして冷凍しておくと、スープやみそ汁の具としていつでも使えます。
酢玉ねぎ
玉ねぎのスライスを酢に漬けるだけで完成する酢玉ねぎは、血糖値を正常に保つ硫化アリルが含まれており、健康に良い一品です。酸味が苦手な方には、リンゴ酢やまろやか酢を使うとマイルドな味になります。
酢玉ねぎを保存食として常備しておくと、様々な料理に使えます。
玉ねぎのピリッとした味は、硫化アリルです。この硫化アリルが血糖値を正常にする働きがあります。
硫化アリルは、生で食べなければ摂取できません。糖尿病の予防と改善のためには、生の玉ねぎをスライスしてそのまま食べるのが良いようです。
玉ねぎのおかかポン酢あえ
薄切りにした玉ねぎをポン酢で和え、かつお節を乗せるだけで完成するシンプルな和え物です。さっぱりとした味わいが、箸休めにぴったりです。
玉ねぎの焼きびたし
輪切りにした玉ねぎをオリーブオイルで焼き、麺つゆをかけて冷やすだけの簡単な一品。すりごまをふりかけて風味をプラスします。
玉ねぎの卵黄のせ
みじん切りにした玉ねぎを小鉢に盛り、卵黄を乗せてだし醤油をかけるだけで、簡単でコクのある副菜が完成。ご飯にかけても美味しくいただけます。
玉ねぎはみじん切りにし、辛みを飛ばすため、しばらくおいておきましょう。
玉ねぎスープ
スライスした玉ねぎをニンジンやダイコンのヘタなどと一緒に煮込むだけで、栄養満点のスープが完成します。ブロッコリーの芯など、余った野菜を活用するのもおすすめです。
玉ねぎは1日に4分の1程度がおすすめ
「たかが玉ねぎ、されど玉ねぎ」と言われるほど、玉ねぎには多くの薬効が期待されています。健康のためには1日に4分の1個程度の摂取が適切です。ただし、食べ過ぎると口臭の原因や胃腸への刺激が強くなることもあるので注意が必要です。
玉ねぎひとつで作れるレシピを紹介しましたが、価格が安定したキノコや海藻類などの食材も活用し、レパートリーを増やして物価高を乗り切りましょう。