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ケツメイシ

成分の話
YOKARE編集部
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ケツメイシ

明を決(ひら)く決明子(ケツメイシ)

ケツメイシ(決明子)は、マメ科植物エビスグサやハブソウの種子の生薬名です。古くから漢方の素材としても用いられています。ケツメイシ(決明子)を煮出して作ったお茶をハブ茶と言い、ハブ茶として流通することが多いです。 決明子とは明を決(ひら)く種子という意味があり、視力の回復や目の疲れに効果があるとされています。

ケツメイシの花は、夏に黄色の五弁花を咲かせます。

果実は、およそ15cmの細長いさや果で弓状に曲がっています。さやの中には、茶色で光沢のある、やや長い六角形で長さ約4.5mm、直径3~3.5mmの種子が1列に並んでいます。

ケツメイシの特徴

ケツメイシは古くから目に良いとされ、民間薬や漢方として用いられてきました。最近では、臨床試験も行われています。ケツメイシに含まれているアントラキノン誘導体は、注目されている有効成分の一つです。

眼精疲労の回復

ケツメイシは古くから中国で視力の回復に効果があるとされ、角膜炎・結膜炎による目の充血や視力の回復に効果あるとされています。

血圧を下げる

ケツメイシに含まれているアントラキノン誘導体にコレステロール値を低下させる働きや血圧を低下させる効果が期待されています。

便秘解消

アントラキノン誘導体には血圧低下だけでなく、大腸の動きを活性化させ、便秘を解消する働きも期待されています。

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