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ハバネロ

成分の話
YOKARE編集部
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ハバネロ

かつてギネス記録の辛さを持つハバネロ

ナス科トウガラシ属の一種で、原産地は中央アフリカかた南アメリカと考えられ、そこからユカタン半島に伝わり、現在はメキシコのユカタン半島が主な産地です。その他、ブラジルやアメリカでも栽培されています。

日本でも比較的栽培しやすく、国内でも生産されています。基本的に一年草として扱われますが、自宅栽培する場合は室内栽培であれば越冬も可能。 現在、トウガラシの辛さのギネスは品種改良によって、更新され続けています。 ハバネロの辛さはおよそ300,000スコヴィルで、これはハラペーニョのおよそ80倍、タバスコのおよそ10倍の辛さです。ハバネロを使った「暴君ハバネロ」は1994年にギネスに577,000スコヴィルで掲載されています。2006年までギネス記録をもっていましたが、次々と新種が開発され、今のギネス記録は英国ウェールズ産の「ドラゴンズ・ブレス・チリ」は2,480,000スコヴィルです。 一般に流通しているトウガラシ ※スコヴィル値(単位:SHU)とは、トウガラシに含まれるカプサイシンを計った単位です。

ハバネロの特長

ハバネロは刺激性が強いので、ハバネロの液体が眼や鼻や耳の周辺に付着した際は洗い流す必要があります。料理をする際はビニール手袋やマスクやメガネをしたほうがいいでしょう。チリソースやタコスのトッピング、ピクルス、刻んでサルサソースの具材などに使われます。 過剰摂取は刺激が強いので、胃腸の粘膜を炎症になりかねないので、カプサイシンの1日の摂取量の上限は体重1kgあたり8.3mgつまり70から75ミリグラムと決められています。

代謝アップを促すカプサイシン

ハバネロはカプサイシンが豊富に含まれています。 カプサイシンは、脳に運ばれ、副腎から興奮物質アドレナリンが分泌し、エネルギーの代謝を高めます。脂肪を燃焼し、ダイエットに効果的です。血流を良くし、冷えやむくみなども改善します。

便秘の解消

乱れた生活をしたり、ストレスがあったりすると、腸の動きが悪くなり、便秘になります。ハバネロに含まれているカプサイシンは、蠕動運動を促す働きがあり、腸の運動を活発にし、便秘の解消に効果があります。

食欲増進

カプサイシンは脳細胞を刺激し、食欲を増進させる効果があります。

塩分過剰摂取を防止

とっても辛いハバネロは、辛味が強く、ほかの調味料の必要がなくなります。濃い味付けを好む人は塩分を多く摂取する傾向があり、余分な水分や老廃物を蓄えてしまいやすいです。ハバネロなどを塩の代わりに使うことで、十分味にアクセントがつき、塩分を控えることができるでしょう。

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