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サンザシ

成分の話
YOKARE編集部
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サンザシ

ピラカンサスと似ている違うサンザシ!

サンザシはバラ科サンザシ科の植物で、中国やヨーロッパが主な産地です。世界中で愛されているサンザシは色々な呼ばれ方をしています。

  • 和名:山査子
  • ヨーロッパ:Mayflower
  • アメリカ:Hawthorn

サンザシは各地域で地域性を持って使われていますが、主にハーブ(生薬)・漢方薬・食品として利用されています。日本でも栽培されていて、盆栽として観賞用としても栽培されています。

サンザシの果実は、日本では生薬・果実酒・ドライフルーツなどによく使われています。サンザシはそのままでは酸味が強いので、ジャムや果実酒に加工食品に利用されます。

また、よく似ているのがピラカンサ(別名:ピラカンサス)で、ピラカンサはバラ科トキワサンザシ属トキワサンザシを指すことが多いです。

サンザシの栄養価

古くから漢方処方成分しても利用されてきたサンザシ。ビタミン・ミネラル、食物繊維、アミノ酸、ポリフェノール、サポニンが含まれています。 豊富なビタミン・ミネラルが含まれているので、美容効果が期待できます。また、水溶性食物繊維は、腸内の環境を整えてくれ、便秘の解消や消化不良の改善につながります。 ポリフェノールの一種であるカテキンも含まれていて、その量は赤ワインの8倍です。カテキンには抗酸化作用があり、アンチエイジングや血液サラサラ効果に力を発揮します。 サポニンはコレステロール低下作用があります。 運動前にサンザシドリンクを飲むと抗酸化作用で、疲労が取れやすいでしょう。

サンザシが使われている身近な食品

サンザシを乾燥させたドライフルーツは、そのまま食べたり、お茶やヨーグルトに入れて楽しんだりできます。甘酸っぱい味わいで、美容や健康に良いとされています。

サンザシを絞ってジュースにすることもできます。甘酸っぱい味わいで、夏場の飲み物として人気があります。

サンザシドリンク

サンザシは、お酒やお茶、アイスクリームなど様々な食品に加工されています。

サンザシは、自宅で調理して活用することもできます。

サンザシを砂糖で煮詰めてシロップにし、炭酸水で割ったり、カクテルに入れたりして楽しめます。サンザシを煮詰めてジャムやコンフィチュールに加工することもできます。パンに塗ったり、ヨーグルトに入れたりして楽しめます。サンザシを酢漬けにしたサンザシ酢は、料理の隠し味として使ったり、ドレッシングに入れたりすることができます。

機能性が認められているサンザシの効果

セイヨウサンザシ由来フラボノイドは、抗酸化作用や血管拡張作用を持つことが知られています。末梢血流を保ち冬の寒さや夏の冷房などで室内の温度が低い時の末梢体温を温かく保つ機能があります。

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