新型コロナへの警戒、長期化。カラダに及ぼす影響は?
新型コロナに注意をしながらの生活が続いています。緊急事態宣言が2021年1月4日に、1都3県に対して発令が検討されています。以前と比べて、外出の機会も減り、行動範囲が狭くなったのではないでしょうか。日頃から意識的に身体を動かす機会を作らないと運動不足になってしまいます。
新型コロナ感染対策の長期化によるカラダへの影響について、調査データをもとに紹介します。
withコロナ、カラダにどんな変化を感じている?
新しい生活様式(リモートワークの導入や外出自粛など)になったことによる変化
新しい生活様式になったことによる変化は、「運動不足」になったと感じている方が最も多く、全体の35.4%という結果となりました。次いで、「食べ過ぎ」20.8%、「対人コミュニケーション不足」18.3%となっています。年代で比較をすると、「運動不足」、「食べ過ぎ」は30代が最も多い結果となりました。また、「対人コミュニケーション不足」は60代が20.5%で最も多い結果となりました。
自身がなくなったこと
最近自信がなくなっていることをお聞きすると、最も多い回答は「体力」となり48.3%が回答しました。次いで「記憶力」40.8%、「集中力」27.9%と続きます。
「記憶力」に自信がないと回答したのは30代が29.5%、40代が43.5%、50代が44.0%、60代が46.0%と30代と40代以降の間に10ポイント以上の差がみられます。記憶力に関する不安は30代と40代を境に高まる可能性があるのではないでしょうか。
栄養素や成分への期待
摂取を心がけている栄養素や成分があると回答した方に対し、その栄養素や成分にはどのような効果を期待するかをお聞きしました。その結果、「免疫力を高める」が最も多く52.1%となりました。次いで「疲労回復」40.9%、「老化防止」33.6%となりました。年代で比較をすると、30代は「疲労回復」が最も多く、40代以上は「免疫力を高める」が最も多い結果となっています。
1. 調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用したWEBアンケート方式で実施
2. 調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、30歳から69歳の有職者を対象に実施
3. 有効回答数:800名
4. 調査実施日:2020年11月13日(金)~2020年11月16日(月)。