4月7日は世界保健デー
WHO憲章が制定された4月7日が、世界保健デーです。WHO憲章が制定されたことを記念して作られたものです。
世界保健機関(World Health Organization:WHO)は1948年4月7日に、すべての人々の健康を増進し保護するため互いに他の国々と協力する目的で設立されました。
WHO憲章において、健康の定義として、病気の有無ではなく、肉体的、精神的、社会的に満たされた状態にあることを掲げ、 人種、宗教、政治信条や経済的・社会的条件によって差別されることなく、最高水準の健康に恵まれることが基本的人権であると謳いました。
毎年4月7日の前後には、世界中で健康のためにイベントが行われています。
昨年は、「Health For All」(すべての人に健康を!)がテーマでしたが、今年は「My health, my right」(私の健康、私の権利)がテーマになっています。
今回のテーマが選ばれた理由をWHOでは下記のように伝えています。
This year’s theme was chosen to champion the right of everyone, everywhere to have access to quality health services, education, and information, as well as safe drinking water, clean air, good nutrition, quality housing, decent working and environmental conditions, and freedom from discrimination.
すべての人がいかなる場所でも、医療サービス、教育と情報だけでなく、安全な水、きれいな空気、栄養、住まい、適切な労働環境、差別からの自由を享受できる権利を擁護するために選ばれました。