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続々とオンライン美容サービスを展開

美容
YOKARE編集部
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続々とオンライン美容サービスを展開

オンラインですと、なかなかその場の空気感やその人の人となりがわかりにくいものがあります。採用活動や商談もオンラインになってきていますが、「やっぱりわかりにくいな〜」「どんな性格なのだろう」とかモヤモヤすることは多くの人が体験しているのではないでしょうか。
一方で、オンラインでの美容サービスは広がりを見せています。

美容プラットフォームblush(ブラッシュ)はプロの美容アドバイザーに相談できる

美容アドバイザーが800名以上、累計のレッスン受講者数も3,000名以上(2023年12月26日時点)。雇用体系がどんどんフリーランスになっていく社会において、化粧品・美容業界においてもその恩恵をもたらすプラットフォームにもなっています。
AIも積極的に取り入れ、自撮り撮影から肌状態や年齢を6種類のパラメータでリアルタイム分析診断をします。さらに顧客属性や行動情報に基づき、顧客ニーズに合わせたレコメンデーションを提供しています。

blush(ブラッシュ)

コーセーは声で気分を推定する

コーセーの化粧品のオンラインカウンセリングでは、ンラインカウンセリングの音声からお客さまの気分の高まりや落ち込みをリアルタイムで察知することできるようです。関西大学と共同研究でお客さまの気分を推定する数理モデル(気分推定モデル)を開発し、それを活用し、寄り添ったカウンセリングサービスの提供を目指しているようです。

オンラインカウンセリングを受けた人の約9割が美容への興味・関心が増加し、約7割が購入検討や店舗訪問を行い、約3割が商品を購入したという結果も得られているといいます。

資生堂、遠隔・非接触でも触り心地を体験を目指す

資生堂は、従来の資生堂公式のオンラインストア「ワタシプラス」を刷新し、資生堂の「OMOTENASHI DX」を体現するプラットフォームとして、資生堂公式ECサイト「資生堂オンラインストア(SHISEIDO ONLINE STORE)」を2024年7月オープン。機能としては、オンラインストア、美容情報、オンライン総合美容相談 Online Beauty、ライブコマース「Find Beauty LIVE」、最新テクノロジーを活用したコンテンツ・サービスなど豊富に取り揃えられています。

また、最近では資生堂の感性科学研究の知見とNTTの非接触情報提示技術を融合し、遠隔・非接触でも、化粧品の触り心地を視覚や聴覚を通して体験できる、革新的な技術の開発をめざし、共同研究を開始。


オンライン販売では、実際の商品やテスターに触れることはできず、化粧品の触り心地を伝える手段は限られてしまいます。従来は、動画や言語表現による情報提供が主流でしたが、この研究では、遠隔・非接触でも触り心地を体験の実現を目指しているそうです。

お客さんがどこまでのリアルティを求めているのか、寄り添ってくれるのを求めているのか、気軽感を求めているのか。AIやデジタルを使うにも、ニーズとターゲット層は大きく違ってきそうです。

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