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ダメージを受けて傷んだ髪は修復可能なの?傷んだ髪を補うケア方法

美容
YOKARE編集部
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ダメージを受けて傷んだ髪は修復可能なの?傷んだ髪を補うケア方法

髪の手触りが悪くなった、パサつきやすい…などの髪のお悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。明るく元気な印象を与える綺麗な髪でいたいとは女性なら誰しもが願うこと。 今回はダメージを受けた髪の修復と髪のダメージの原因について紹介します。

ダメージを受けた傷んだ髪は修復可能?

ダメージを受けている髪は、キューティクルが乱れていたり、剥がれてしまっている状態のことです。 放っておくと、キューティクルの損傷が進み、コルテックスという髪の内部の層がむきだしになり、直接ダメージを受けてしまいます。 コルテックスは、髪のコシやハリ、強さを生み出しています。コルテックスは髪の85~95%を占め、コルテックスがダメージを受けると髪のハリやコシがないスカスカの髪の状態になってしまいます。 一度、ダメージを受けたキューティクルやコルテックスの修復は可能なのでしょうか? ここで覚えておいていただきたいことは、髪の毛は自然治癒ができないということです。髪の毛自体は死んだ細胞で、自己修復はできないということです。 生きている細胞であれば、自己修復力があり、回復できます。例えば、皮膚や骨、筋肉が生きている細胞に当たります。 死んでいる細胞は、髪や歯、爪などがあたります。死んだ細胞はケアを行わないといけません。 髪も外からケアをして、補修し、今よりも美しい髪に見せることは可能です!

キューティクルとは?髪の毛の構造を知っておこう

髪の毛の表層は、キューティクルで覆われています。キューティクルは角質化したタンパク質で、硬く、外部の刺激から髪を守る働きをします。キューティクルは竹の子の皮のようにひだ状に重なりあっています。

髪の毛の構造

  • キューティクルー表層
  • コルテックスー中間層
  • メデュラー髪の芯

キューティクルがダメージを受けるとキューティクル同士が擦れることも。 キューティクルが損傷すると、髪の毛の内部成分である「たんぱく質」「水分」「油分」が流出しやすくなります。キューティクルが完全になくなると、取り戻すことはできません。これから生えてくる健康的な髪を待つしかありません。

出来れば、キューティクルがダメージを受ける前にトリートメントで、髪に栄養を与え補修しましょう。 キューティクルに大きなダメージを受けている場合は、キューティクルとコルテックスの間にはCMCという成分があり、CMCから補修してあげるといいでしょう。CMCが配合されたシャンプーを使い、コルテックス(たんぱく質)が流れ出さないようにし、トリートメントでコーティングするなどするといいでしょう。

髪の内部にダメージホールができたらどうする?

キューティクルのダメージを放っておき、ダメージが進行すると、毛髪内部のコルテックスにもダメージが広がります。毛髪の85%を占めているたんぱく質(コルテックス)が流れでてしまい、髪内部にダメージホールと呼ばれる空洞ができてしまいます。

ダメージホールが髪の内部にできてしまうと、空洞に水分が入り込み、濡れるとゴムのように伸びてしまいます。 ダメージホールができてしまうほど、傷んでしまったら、シャンプーやトリートメントなどをしっかりと行い、髪の内部からケアが必要です

髪を痛める要因と日頃のケア

紫外線への対策は忘れずに

紫外線を浴びることで、毛髪は乾燥、強度の低下、髪内部の変質、色素や光沢の消失などを引き起こします。紫外線の影響で、活性酸素が増え、キューティクルにヒビが入ることも。

紫外線を防ぐには、帽子や日傘が有力です。また、なるべく紫外線が当たる表面を少なくするように髪をアップし、まとめておくとよいでしょう。UV効果のあるスタイリング剤やトリートメントもオススメです。

ドライヤーは適度な距離で

ドライヤー自体が悪いわけではありません。熱い風を近距離で当てたり、濡れた髪をゴシゴシとタオルで拭いたりすることでキューティクルが痛む可能性があります。

ドライヤーを使って摩擦や熱の影響を受けないような乾かし方を心掛けましょう。

濡れた髪のままで寝ない

濡れたままの状態で寝ると枕との摩擦でキューティクルが剥がれおちるのでNGです。

乾燥 冬の乾燥や室内の乾燥は要注意。健康な髪は12?13%の水分を含んでいます。水分は外部の刺激を緩和します。

ブラッシングの過度な摩擦

過度なブラッシングやタオルの摩擦はキューティクルの損傷につながります。

ヘアカラーやパーマー

髪の内部に浸透させるために、髪の負担は避けられません。

加齢には外側からの栄養補給

髪内部の層であるコルテックスは加齢とともに減少していきます。加齢によるコルテックスの減少は避けられないので、外側から影響を補給してあげることで、コシやハリが戻ります。 また、健康的な頭皮から分泌される皮脂で毛髪は、守られていますが、皮脂の分泌量が減ってしまうと乾燥の原因にもなります。クリームやオイルでコーディングし、キューティクルを守るようにしましょう。

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