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内臓脂肪が気になる方に朗報 機能性表示食品の生鮮リンゴを朝食に!

カラダ
YOKARE編集部
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内臓脂肪が気になる方に朗報 機能性表示食品の生鮮リンゴを朝食に!

イギリスに「1日1個のリンゴは医者を遠ざける」ということわざがあります。リンゴはカリウムや食物繊維を豊富に含み、日本でも古くから健康に良いフルーツとして親しまれてきました。近年の研究で、リンゴに含まれるポリフェノールの効果が解明され、機能性表示食品の生鮮リンゴが登場。「内臓脂肪」が気になる方にとって朗報です。

リンゴに含まれるポリフェノール類の約6割が「プロシアニジン」

リンゴに含まれる主な成分に、カリウム、食物繊維、リンゴ酸、ビタミンCがあります。

さらに、50種類以上のポリフェノール類も含まれています。その代表的なものに「プロシアニジン」があり、リンゴに含まれるポリフェノール類の約6割を占めています。プロシアニジン以外の主なものとして、カテキンなどのフラボノール、クロロゲン酸などのフェノール酸があります。

プロシアニジンの特長は抗酸化力の強さ。プロシアニジンはブドウの種子、柿、カカオ、松樹皮などにも含まれています。

機能性表示食品の生鮮リンゴの届出は6件

リンゴ由来プロシアニジンに着目した機能性表示食品の生鮮リンゴが登場し、話題を集めています。

機能性表示食品の生鮮食品については、これまでに約190件(2023年4月11日現在)の届出が公表済み。品目別に見ると、ミカンやバナナ、モヤシが主流で、生鮮リンゴの届出は6件です。

届出者は、リンゴの主産地の農協や、野菜・果物を専門とする商社です。

「内臓脂肪を減らす機能」などを訴求

機能性表示食品の生鮮リンゴの機能性関与成分は、リンゴ由来プロシアニジンです。

機能性の表示内容を見ると、5件が「内臓脂肪を減らす機能があることが報告されています」という内容。残り1件は、「紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能性が報告されています」と表示しています。

安全性と機能性を届出者が確認済み

生鮮リンゴの安全性については、今さら説明するまでもありませんよね。リンゴは世界中で栽培され、何世代にもわたって食べ続けられてきました。このため、機能性表示食品の6件も「喫食実績の評価により、十分な安全性を確認している」と報告しています。

機能性については、過去の研究論文を収集して、総合的に評価する「研究レビュー」と呼ばれる手法で確認しています。

個々の研究を見ると、「内臓脂肪」については、リンゴ由来プロシアニジンを摂取するグループとプラセボ食品を摂取するグループに分けて、12週間にわたって摂取した後、体脂肪(内臓脂肪面積)の減少を比較しています。

また、「紫外線刺激から肌を保護」については、プラセボ食品のグループと比べて、紫外線を照射した部位の「紅斑値」や「メラニン値」などの変化量で、有意な低下が見られたとしています。

1日1個で必要な成分量の50%を摂取

機能性表示食品の生鮮リンゴの場合、1日に1個を食べると、効果を発揮するために必要とされる1日当たりのプロシアニジンの量を50%摂取できます。商品の容器包装には、その旨も記載されています。

機能性表示食品制度では、こうした摂取量に関する表示は生鮮食品だけに認められています。というのも、毎日2個ずつ食べるのはたいへんであり、また食事バランスの面で、同じ食品をたくさん食べることは好ましくないからです。

機能性表示食品の生鮮リンゴを食卓に

生鮮食品の機能性表示食品は、食事として楽しみながら、機能性も期待できます。生鮮リンゴについては朝食時に1日1個を食べることで、健康効果をもたらしてくれます。

あなたと家族の健康を維持するために、食卓に乗せてみてはいかがでしょうか。
 

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