酢とみりんの違いとは?酢とみりんの違いを生かした簡単レシピも紹介!
和食に欠かせない基本調味料の「酢」と「みりん」。
お酢とみりんにどんな違いがあるでしょうか?
「味が違う!」というのはわかりやすい違いですよね。味がすっぱいものと甘いものという違いがあります。それ以外にも原料や作られ方が違うんです。
簡単にお酢とみりんの違いを紹介すると
- 酢:原料になる穀物または果実から醸造酒を製造し、醸造酒に酢酸菌をつけて発酵させたすっぱい調味料
- みりん:お米を原料として作られる甘いお酒
今回は「酢」と「みりん」の味の違いを活かして「きゅうりとわかめの酢の物」を体にやさしく作ってみようと思います。酢とみりん、おすすめの選び方も紹介しているので最後まで読んでみてください!
きゅうりとわかめの酢の物レシピ
酢の物というと酢、砂糖、塩を使いますが、今回は砂糖の代わりにみりんを使ったレシピをご紹介します。
お米から作られるみりんには砂糖にはない旨みや深いコクがあります。また、夏には嬉しい疲労回復効果を持つアミノ酸も含まれ、血糖値も上がりにくく体にも優しいです。みりんにはアルコールが含まれるため料理に使うには一度アルコールを飛ばす(煮切る)作業が必要になりますが、電子レンジで簡単にできるのでぜひおためしください。
材料 3〜4人分
- きゅうり 1本
- 塩 小さじ1/4
- わかめ 2g
- 本みりん 大さじ2
- 米酢 大さじ1
- 塩 小さじ1/4
- 白ごま 小さじ1
作り方
- きゅうりを薄い輪切りにし、塩を振って10分ほど置いておく。その後水気を絞っておく。
- わかめをたっぷりの水で戻し、戻ったら水気を絞っておく。
- 本みりんを耐熱容器に入れ、500Wで1分加熱し、アルコール分を飛ばす。(煮切る)
- 3の煮切りみりんに酢、塩を合わせて、1、2のきゅうり、わかめとよく混ぜる。白ごまも加え混ぜ完成。
酢とみりんの選び方
今回使用した酢とみりんはこちらです。
- 酢はミツカンの純米酢
原材料は米だけです。スーパーにはいろいろな酢が販売されていますが、ラベル裏の原材料表示に砂糖やブドウ糖果糖液糖、塩などの入っていない純粋な酢があらゆる料理に万能に使いやすいです。米酢はお米の甘みや旨みが効いていて和食に合いやすいのが特徴です。
- 角谷文治郎商店の三州三河みりん
原材料はもち米、米こうじ、本格焼酎の3つのみからできている伝統的なみりんです。長期間発酵熟成されているので上品な甘みとお米のうまみの効いた美味しいみりんです。
酢とみりん、おすすめの選び方
- 酢は純粋な酢がおすすめ
原材料に塩や砂糖、ブドウ糖果糖液糖が含まれていない純粋な酢がおすすめ。
原材料に国産のお米を使用した米酢は健康面でも料理に合いやすいという点でも家庭に持っておきたい調味料です。
- みりんは本みりんがおすすめ
みりん風調味料ではなく発酵熟成された本みりんがおすすめ。もち米、米こうじ、本格焼酎の3つから作られた"純米本みりん"は、糖類を使っている"みりん"よりも血糖値を上げにくく、体にやさしく、味も旨みが効いていて普段の料理をランクアップさせてくれます。
調味料が美味しいとそれだけで料理そのものが美味しくなります。自分の味覚に合う酢は?みりんは?と色々な商品を試してみるのも面白いですよ!ぜひ今回ご紹介した酢とみりんの選び方を参考に選んでみてください。