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セラミドを含む食品と植物由来セラミド

食・料理
YOKARE編集部
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セラミドを含む食品と植物由来セラミド

セラミドは、肌の表皮に存在する肌を守るのにもっとも重要と言われる成分のひとつです。

セラミドを配合した適切に配合されたスキンケア製品は、肌のバリアを強化し 、 水分補給を高めるの に役立つことから、アンチエイジングクリームや美容液などのスキンケア製品にセラミドが豊富に含まれています。

セラミドは体内で生成されますが、果物や穀物、野菜などの食品にも含まれています。

この記事では、セラミドを含む食品とセラミドの経口摂取の利点を紹介します。

セラミドを含む食品

植物由来セラミドは、フィトセラミドとも呼ばれています。
植物由来のセラミド原料は、こんにゃくや米など多くの植物から実用化され、食品や化粧品の原料として使われています。

これらはすべてグルコシルセラミドと呼ばれる成分で、人間の皮膚のセラミドとは構造が異なります。主に食品素材として使用されます。

植物由来セラミドを含む米、雑穀、粉類は、こんにゃく芋、大豆、小麦胚芽、ゴマ、ココナッツ、ブドウの種子、ピーナッツ、米、キビ

こんにゃく芋

野菜は、ほうれん草、ジャガイモ、サツマイモ

セラミドを含む食品芋類

果物は、パイナップルや桃や柚が挙げられます。

セラミドを含む食品果物

大量のセラミドを摂取するには、これらの食品をたくさん食べる必要があります。そのため、一定量のセラミドを含むように濃縮された抽出物を活用した機能性表示食品などが登場しています

濃縮されたセラミドとは

植物由来セラミドが濃縮されたものは下記が挙げられます。栄養補助食品や機能性表示食品などに含まれています。

蒟蒻由来グルコシルセラミド

資生堂は蒟蒻(こんにゃく)芋に含まれる「蒟蒻由来グルコシルセラミド」の研究を行い、全身の肌のうるおいを守るバリア機能を改善する美容効果があることを解明しました。蒟蒻由来グルコシルセラミドを3カ月間摂取したところ、全身の肌の水分蒸散量(肌から蒸発して失われる水分量)が減少し、肌のバリア機能が改善。[※1]
顔やからだの肌乾燥に悩むかたに向けて、飲むだけで顔もからだも水分を逃がしにくくする、機能性表示食品「飲む肌ケア」があります。

パイナップル由来グルコシルセラミド

「パイナップル由来グルコシルセラミド」は、細胞間脂質の約半分を占めるセラミドを合成する酵素の発現を増加させることが報告されています。[※2]

HydroPeach™ セラミド(桃から抽出したセラミド)

ある研究では、セラミドを含まない桃のゼリーと、セラミド(HydroPeach™ セラミド)を含む濃縮した日本の白桃から作られたゼリーが被験者に与えられました。20日後、セラミド含有ゼリーを摂取した被験者は、角質層の水分損失が20~ 30%減少し、水分量が増加したことを経験しました。これにより、肌の質感が改善されました。[※3]

参考

※1蒟蒻由来グルコシルセラミドに美容効果|資生堂

※2 グルコシルセラミド含有パイナップル果実エキスの美容効果

※3 HYDROPEACH™ CERAMIDES|NEUROHACKER COLLECTIVE

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