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現役ファーマーが教える野菜の食べ方(にんじん編)

食・料理
YOKARE編集部
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現役ファーマーが教える野菜の食べ方(にんじん編)

にんじんは一年を通して手に入りやすく、健康効果も高い野菜です。特に免疫力を高めたり、肌や目の健康を保つ栄養素が豊富に含まれています。
しかし、「にんじんが苦手」「にんじんのアレンジが難しく、いつも同じ調理法になってしまう」という声を聞きます。
そこで、現役ファーマーである私が、にんじんをもっと美味しく、日常の食事に取り入れやすい食べ方をお伝えします!

今回は、にんじんの栄養や美味しく食べるためのポイント、簡単なアレンジレシピまでを詳しくご紹介します。日々の食事に無理なく取り入れられるコツが詰まっていますので、ぜひ参考にしてみてください。

にんじんの栄養と健康効果

にんじんに含まれる主な栄養素は、βカロテン、αカロテン、ビタミンC、カリウムです。

にんじんの最大の特徴は、なんといってもβカロテンの含有量です。100g当たり約6000μg以上ものβカロテンを含有しており、これは野菜の中でもトップクラス。このβカロテンは、体内でビタミンAに変換され、ビタミンAは、肌の健康をサポートし、目の健康維持や美肌効果が期待されています。

αカロテンは、発がんリスク抑えることや、老化や生活習慣病を防止することが期待されている栄養素です。

ビタミンCは、コラーゲンの生成・美白効果などの働きがあり、美容に欠かせない栄養素です。

また、カリウムも多く含まれており、余分な水分や塩分が体の外に排出され、むくみが改善すると考えられていることから、むくみ予防や血圧管理にも役立つと言われています。

さらに、にんじんは食物繊維も豊富で、特に不溶性食物繊維が多く含まれており、整腸作用や便秘予防にとても効果的です。

ファーマーおすすめ!にんじんのおすすめ料理

1. にんじんサラダ

にんじんを細切りにし、オリーブオイルとレモン汁、塩こしょうで和えるだけで生のままでも食べやすい一品です。にんじん独特の味が苦手な方は、薄くスライスすることで食べやすくなります。

2. スティック生食

新鮮なにんじんを細めのスティック状に切り、ディップやドレッシングをつけて食べる一品です。大根やキュウリなどの他の野菜も一緒にスティックすることで彩りある食卓になること間違いなし!

スティック生食

3. キャロットラペ(フランス風サラダ)

細かく千切りにして、塩もみしてから水気を絞り、ドレッシングで和えます。
塩もみすることで甘みが増し、生でも食べやすくなります。

キャロットラペ

4. にんじんスープ

スープにすることで一度に多くのにんじんが摂取でき、体も温まります。

5. にんじんのきんぴら風炒め

千切りにしたにんじんをごま油で炒め、しょうゆとみりんで味付けするだけの手軽さが押しです。短時間で作れるので忙しい朝食やお弁当にもぴったりです。

 にんじんスープ

生でサラダも炒めて甘みを引き出すもよし

にんじんは、なんといっても健康をサポートするビタミンやミネラルが豊富なのです!
生でサラダにするもよし、炒めて甘みを引き出すもよし。少しの工夫で栄養を摂取しながら、美味しく食べることができます。


 

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