完全栄養食とは?
完全栄養食とは公的機関が策定した食事摂取基準に基づき、1食に必要な栄養素がバランスよく含まれている食品のことです。
厚生労働省では食事による栄養摂取量の基準を表示しています。それが五大栄養素(脂質、タンパク質、炭水化物、ビタミン、ミネラル)の食事摂取基準となっています。一日に必要な摂取量の3分の1以上が含まれている食品が完全栄養食と言われているものです。
完全栄養食の種類は形状によって3つのタイプがあります。
- 粉、ドリンクタイプ
- 食事タイプ
- 固形、お菓子タイプ
完全栄養食はサプリメントやプロテインとは異なります。完全栄養食も、サプリメントやプロテイン、いずれも栄養補助食品ですが、含まれる栄養素に違いがあります。
プロテインは筋肉をつくることを目的とし、タンパク質に特化しています。また、サプリメントはそれぞれの目的によって、栄養素も特化しています。
完全栄養食の人気商品
ドリンク・粉末タイプ
inゼリー | - | 224㎉/食 | 甘くて飲みやすい |
ネスレアイソカル100 |
税込4,344円/箱(24本) 税込2,172円箱(12本) |
200㎉/食 | 病院や介護施設で採用 |
COMP Trial Pack Powder TB | 1食約333円※消費税込・送料全国一律500円 | 400㎉/食 | 豆乳風味 |
完全食TOKYO | 税込4,980円/17~34食分※定期購入 | 140㎉/食 | 30種類の栄養素を吸収できる |
Huel 完全食プロテイン | 税込6,880円/袋 | 400㎉/食 | 動物性原料を不使用 高品質なエンドウ豆を原料 |
食事タイプ
日清の完全メシ | 税込 429円 | 429㎉ | 種類が豊富、人気はカレーめし |
完全栄養食BASE BREAD®(パン) | 税込204円〜 | 232㎉ | 食事が摂れないときに便利 |
もがな完全栄養食カレー | - | - | 味は普通のカレーと同じ レトルト |
完全栄養食BASE Cookies®(ベースクッキー) |
- | - |
味は7種 糖質20~25%カット |
完全栄養食 CENZ BAR(センズバー) | - | - |
固形、お菓子 砂糖不使用、グルテンフリー おやつとして |
完全栄養食のメリット
短時間で手軽に栄養摂取できる
食事の支度や後片付けは、とても手間暇がかかります。忙しい朝などは手軽に栄養が摂取できるので朝食の代替えとして便利です。
持ち運びが簡単
一食分が個包装になっているものが殆どで、いつでもどこでも簡単に栄養補給ができます。
保存がきく
長期間保存が利く商品が多く、非常食としてのメリットがあります。
健康的にダイエットできる
カロリーを抑えつつバランス良く栄養を摂取できます。
完全栄養食のメリットとデメリット
食事の楽しみが減る
食事は栄養摂取のためにだけではありません。食事をすることで、ストレスを解消し、コミュニケーション能力を高めることができるのです。おいしかったという満足感は完全栄養食からは得られません。
カロリー不足になる
完全栄養食は総じて低カロリーです。カロリーが不足すると集中力の低下や、疲れやすい、疲れが取れないなどの体調不良に陥ります。
顎の筋力が低下する恐れ
顎の筋力は物を咀嚼するのになくてはならないものです。咀嚼は脳を活性化させ唾液の分泌を促進する働きを持っています。
完全栄養食ですべての栄養が摂取できるわけでもありません。それだけで生活するには、健康上のリスクがあります。栄養補助食品として上手に使うことをおすすめします。