暑い夏はマイボトルに何を入れる?
暑い夏は、熱中症予防のためにも、マイボトルを持参する人が増えていますが、皆さんはマイボトルにはどのような飲み物を入れていらっしゃいますか?
私たちの体は、60%から70%が水分でできているので、水分不足になると様々な症状に襲われます。
健康的に夏を過ごすために、体を潤す水分について考えてみましょう。
また、容器によっては入れてはいけない飲み物もあるので、持ち歩く際には、それぞれの飲み物に適した容器に入れるようにしましょう。
あなたはマイボトルに何を入れていますか?
多くの方は、外出の際に水やおさ湯、麦茶、緑茶、紅茶、ルイボスティーなど好みのお茶や、スポーツドリンク、コーヒーなどを手持ちのマイボトルに入れていらっしやると思います。
その他にも、レモン水やクエン酸水、ハーブティーなど、各人のこだわりの飲み物があるでしょうが、マイボトルと言ってもペットボトルを再利用をしたり、ステンレスボトルやプラスチックの水筒、スポーツドリンク専用のボトルなど様々ではないでしょうか?
飲み物を入れるる容器は、飲み物との相性があります。
ご愛用のマイボトルの素材を確認してみましょう。
ステンレスボトルに避けたい飲み物
スポーツドリンク、クエン酸水、塩水、レモン水やオレンジジュース、グレープフルージュースなどの酸や塩分を含む飲み物は、ステンレスの腐食の原因になるので控えましょう。
ボトルの内側に特別なコーティングが施してあるボトルもあるので、購入の際に確認しましょう。
なお、酸や塩分を含む飲み物は、プラスチックの水筒なら問題ありません。
マイボトルに入れるおすすめの飲み物
水・白湯(さゆ)、ミネラルウォーター、天日干し塩入りの水などの、シンプルな飲み物がおすすめです。
水道水のカルキ臭が苦手な人は、浄水器を使用したり、煮沸して白湯(さゆ)として用いるとよいでしょう。
また、市販のミネラルウォーターの軟水タイプは、美味しく飲めます。
その他にも、天日干し塩を少し入れた水は、ミネラル成分が摂取できるのでおすすめです。
塩には様々な種類があります。
一般的に販売されている辛い味がする食塩は、精製塩とも言いますが、塩化ナトリウム以外のミネラル分がほぼ除去されているため、ミネラル成分は期待できません。
天日干し塩は、昔ながらの塩で、ミネラル成分がバランスよく含まれており、甘味や旨味があります。
塩水もステンレスボトルと相性が良くないので、プラスチック水筒に入れて持ち運びをするようにしましょう。
夏場にお茶を持ち運ぶ際は冷たいお茶を
麦茶、緑茶、紅茶、ルイボスティーなどのお茶は、熱いと酸化が早く進むので、冷やしてから持ち運ぶようにしましょう。
以下のお茶は、ステンレスボトルにもプラスチックの水筒にも適しています。
- 麦茶:ミネラルが豊富でノンカフェインなので、子どもも大人も安心して飲めます。
- 緑茶:カテキン、ポリフェノール、テアニン、サポニンなどの物質が含まれています。
- 紅茶:カテキン、ポリフェノール、 テアフラビン、テアルビジンサポニンなどの物質が含まれています。
- ルイボスティー:ポリフェノールが豊富なお茶でミネラル類も多く含み、ノンカフェインなので、子どもも大人も安心して飲めます。
マイボトル専用の粉末タイプも?!
味の素AGFからは、マイボトル専用の「ブレンディ®」マイボトルスティックが販売されています。5秒でつくることができるので、とても魅力的です。
- やさしく香るピーチルイボスティー
- 爽やかに香るマスカットルイボスティー
- すがすがしく香るグリーンティー
- 華やかに香るジャスミンティー
- すっきり香るレモンV.C
- すっきり香るアセロラV.C
上記の6フレーバーの多彩なラインナップを取り揃えています。
持ち歩くのに適さない飲み物
ステンレスボトル、プラスチック水筒、その他再利用のペットボトルなど、いずれの容器にも持ち歩くのに適さない飲み物があります。
糖分を含むものは控えましょう
砂糖やミルクが入ったコーヒー、紅茶、ココア などや牛乳、豆乳、カルピス、乳酸菌飲料、果汁などを持ち歩くと、雑菌が繁殖する恐れがあります。
酸飲料は控えましょう
炭酸の影響で蓋が開かなくなったり、飲み物が吹きだしすこともあります。
プロテインは控えましょう
ジムなどに行く際にプロテインをシェイクして持ち運びするのは控えましょう。
プロテインは乳製品と同様に腐りやすいので、粉末とシェイカーを持ち込んで作るようにしましょう。
熱中症予防のためマイボトルを持参しましょう
暑いと、体は汗をかいて熱を下げようとしますが、汗をかくことによって、水分と塩分が失われ、脱水状態になってしまうことがあります。
脱水状態になる前に、適切な水分補給が大事です。
四季や昼夜を問わず、マイボトルをいつも持ち歩くことは、命を守ることに繋がります。
睡眠中にも多量の汗をかくので、枕もとにマイボトルを置いておくことをおすすめします。
1日に必要な水分は約2ℓ
1日に必要な水分は約2ℓと言われていますが、約1ℓは食事などから摂られています。
残りの1ℓはのどが乾かなくても、1時間半から2時間ごとに100ccずつは、飲むようにしましょう。
暑い夏に水分補給は必須、マイボトルにはシンプルな飲み物がおすすめ
暑い夏に水分補給は欠かせませんが、持ち運びをする容器も適切なものを選びましょう。
ステンレスのボトルに酸や塩分を含む飲み物を入れると、ステンレスの腐食の原因になるので控えましょう。プラスチック水筒なら、酸や塩分を含む飲み物も問題ありません。
また、糖分や炭酸を含む飲料は、腐りやすいく、容器が開かないなどのトラブルもあるので注意が必要です。
ステンレスボトルにもプラスチックの水筒にも適している飲料は、シンプルな水やおさ湯、麦茶、緑茶、紅茶、ルイボスティーなどです。熱中症予防のためにも、自分に合った飲料を持ち歩き、こまめに水分補給をおこないましょう。