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現役ファーマーが教える野菜の食べ方と選び方(キャベツ編)

食育
現役ファーマーTAKA YASU
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現役ファーマーが教える野菜の食べ方と選び方(キャベツ編)

キャベツは日本の野菜消費量の中でトップ3!

スーパーで手軽に手に入るキャベツですが、最近は、キャベツの価格が高騰することもあり、「どうせ買うなら美味しいものを選びたい!」と思っている方も多いのではないでしょうか?
この記事では、現役キャベツ農家の視点から、キャベツの基礎知識や栄養価、新鮮なキャベツを見極めるコツをご紹介します。

キャベツの基礎知識

キャベツは地中海沿岸で誕生し、ヨーロッパで発展した歴史ある野菜です。日本では明治時代に普及し、現在では春キャベツや冬キャベツといった季節ごとの品種が開発されています。
春キャベツは柔らかくて甘みがあり、サラダ向き。一方、冬キャベツは葉がしっかりしており、加熱料理により適しているとされています。また、世界各国で親しまれるキャベツ料理をまとめてみました。

世界各国で親しまれるキャベツ料理

一度は口にしたことはあるのでは?

1. ドイツ: ザワークラウト

ザワークラウトは、キャベツを塩と乳酸発酵させた伝統的な保存食です。酸味があり、様々な料理に添えて食されています。

2. 韓国: キムチ

キムチは、白菜やキャベツを唐辛子や他の香辛料で発酵させた料理です。

3. フィンランド: ロールキャベツ

フィンランドでは、キャベツで肉を巻いてオーブンで焼き上げ、シロップやジャムを添えて食べます。

4. ジョージア: キャベツのプハリ

キャベツを塩ゆでし、クルミ、ニンニク、タマネギ、スパイスと合わせて作る前菜料理です。

5. ロシア: シチ

キャベツをベースにした伝統的なスープです。このスープは1000年以上の歴史があり、ロシア人の食生活に深く根付いている郷土料理です。

6. アメリカ: コールスロー

千切りにしたキャベツをマヨネーズベースのドレッシングで和えたサラダです。

キャベツの健康効果

キャベツは低カロリーでありながら、豊富な栄養素を含んでいます。

ビタミンC、ビタミンK、食物繊維、カリウム、ビタミンU(キャベジン)が豊富

キャベツのビタミンCの含有量は、他の野菜と比べてトップクラスです。ビタミンCは免疫力の向上や抗酸化作用、コラーゲン生成のサポートに重要です。
例えば、生で食べるとビタミンCを無駄なく摂取でき、加熱すると食物繊維が柔らかくなり消化吸収が良くなるといわれてます。

ビタミンKは、骨密度の維持、カルシウムの吸収促進、血液凝固に役立ちます。骨密度の維持に貢献します。

食物繊維は、腸内環境を整え、便秘予防に効果があります。

カリウムが体内の余分な塩分を排出し、むくみの解消や高血圧予防に役立ちます。

ビタミンU(キャベジン)はキャベツから発見された栄養素で、胃腸の粘膜の新陳代謝を促進する働きがあり、胃腸の粘膜を保護し、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を予防する効果があります。免疫力も高まり、風邪をひきにくい体になることが期待できます。

スーパーでのキャベツ選びのコツ

新鮮なキャベツを選ぶにはいくつかのポイントを紹介します。

1. 葉がぎっしり詰まっている重量感があるものを選びましょう。

ずっしりと重みがあるものは中までしっかり詰まっており、同じ大きさなら、より重いものを選びましょう。

また、冬物と春物では重量感が異なります。
冬キャベツは葉が厚く、巻きがしっかりとしており、身が締まって淡色でやや平べったい形をしています。
春キャベツは水分が多く、生育が早いため葉の巻きがゆるく、ふんわりとした丸みがあります。冬キャベツよりやわらかい印象があります。

2. 外葉が鮮やかな緑色でツヤがあるものが理想的です。切り口が小さく、変色していないものも新鮮なキャベツの特徴です。

変色していないキャベツの芯

キャベツの保存方法

1. 丸ごとのキャベツは芯をくり抜き、その部分に湿らせたキッチンペーパーを詰めると鮮度を長く保つことができます。

2. カットキャベツの場合はラップでしっかり包み、冷蔵庫で保存してください。

ファーマーからみなさんに伝えたい一言

冬キャベツでは葉が赤紫色のものがありますが、ツヤがあればこれは劣化ではありません。これはアントシアニンという無害な色素です。寒さや乾燥、肥料の配分などによって色づく単なる生理現象です。
同じアブラナ科のブロッコリーにも同様の現象がありますが、品質や味には全く問題ありません。茹でるときれいな緑色になるので安心して食べてください。

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