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ニンニク

成分の話
YOKARE編集部
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ニンニク

なんとニンニクの発祥地は古代エジプト?

中華料理に多く使われるニンニク。発祥地も中国なのかなと思いがちですが、原産地は中央アジアと考えられています。紀元前4000年頃の古代エジプトでは、ピラミッドの建設にも、労働者の体力維持のために大量のニンニクが消費されたようです。

ニンニクの特長

世界のニンニクの生産の8割は中国です。日本国内のニンニクの生産は、青森が8割を占めています。 ニンニクは、調理法によっても、栄養や効能が変化します。ニンニクの効果的な調理法や摂取量を抑えておくと良いでしょう。また、「生にんにく」は、特有な匂いと胃への刺激の強さからマイナス面も持ち合わせています。熟成させて作った黒にんにくはアリシンが減った分、お腹にやさしく、匂いもおさえられます。

主な成分

アリシン

ニンニクの成分として有名なのが、アリシン。アリシンは、ニンニクの独特な匂いのもとになる成分です。

  • タンパク質の消化を促進する
  • 胃液の分泌を促進する
  • 代謝作用を高める
  • 強い殺菌作用
  • 口腔細菌

アホエン

  • 水虫やカンジダ症の治療

ビタミンB1

  • 糖質をエネルギーに変換し、疲労回復。

ジアリルジスルフィド

(アリシンが分解するとジアリルジスルフィドという成分へ)

  • 細菌やカビを抑制する働き

ジアリルトリスルフィド

  • ガンの予防

S-アリルシステイン(熟成することによって多く作り出される成分)

  • ガンの予防

黒ニンニクとは

黒ニンニクとは、普通の白ニンニクを発酵させて作ったものです。熟成させることでS-アリルシステインが多量になり、ガン予防や疲労回復が期待されます。

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