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カボス

成分の話
YOKARE編集部
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カボス

カボスの生産地

ミカン科の常緑広葉樹で、果実は柑橘類の一つです。鍋料理・刺身に相性がバツグンです。

カボスの収穫量

順位 収穫量 シェア
1位 大分 5,500 98.4%
2位 愛媛 41 0.7%
3位 福岡 25 0.4%
  全国 5,588.0 -

出典:平成27年産特産果樹生産動態等調査

カボスの生産量9割以上が大分県?

カボスの収穫量は、ほとんどが大分で、主な産地は大分県臼杵市です。大分がカボスの産地になったきっかけは、大分県臼杵市に江戸時代に宗源という医師が京都から苗木を持ち帰り、植えつけたことのようです。かつて樹齢300年の元祖木が残っていました。今も元祖木の2世など樹齢200年前後の古木が残っています。

カボスの特長

フラボノイドのナリンジンが大腸ガンを予防?!

2017年5月に放送されたフジテレビ「その原因×にあり〜長生きする腸活!便秘は認知症の前ぶれ?一週間××食べる」で大分県の長寿の秘訣であるカボスについて紹介されました。なんと大分県は大腸ガンでの死亡率が一番低いのですが、カボスの効果もあるようです。 カボスに含まれるフラボノイドの一種であるナリンジンという成分が大腸内の活性酸素を減らし細胞のガン化を抑制するようです。

クエン酸が豊富

クエン酸が疲れに効くということは聞いたことがありますよね。 クエン酸はエネルギーを生産する働きがあります。クエン酸の含有量はレモンの2倍です。

ビタミンCが豊富

ビタミンCは、美肌、ニキビ、日焼け予防、美白に効果があると言われています。 コラーゲンの生成を促し、毛細血管などを正常に保ち、皮膚のメラニン色素の生成を抑制します。 特に喫煙者やストレスが多い人は、意識的に多めに摂るといいでしょう。

香り成分リモネンが含まれていて、香りが良く、アロマテラピー効果も?!

かぼすの香り成分としてリモネン、テルペン、ピネンが含まれています。リモネンには、抗菌作用やリラックス効果、安眠効果があります。

酸味が少なく魚や肉料理との相性が良い

かぼすは酸っぱいイメージがありますが、ゆず・すだち・レモンなどの香酸柑橘類のなかでは、酸味が低く、肉や魚の食材の酸味の消すことなく、食材の味を引き立たてます。

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