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ユキノシタ

成分の話
YOKARE編集部
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ユキノシタ

可憐な花を咲かせるユキノシタ

半日陰で湿っている場所に自生する常緑多年草で、北海道を除く日本全土に分布しています。

  • 科属:ユキノシタ科ユキノシタ属
  • 学名:Saxifraga stolonifera
  • 和名:ユキノシタ(雪の下)
  • 英名:Strawberry Geranium

赤くて細長い枝を四方に出して、この枝が地面をはうようにして伸びます。その枝の途中から新たに根が伸び、芽が出て、さらに繁殖していきます。 ユキノシタの葉はまるい腎臓形で、厚くて柔らかいのが特徴。表面には白くて長い毛が生えています。葉の色は赤緑色で、裏面も赤みを帯びています。これは、細胞液にアントシアンが含まれているためです。 ユキノシタの花は、とても可憐な印象で、小さめの白い花を多数咲かせます。花の形がとても珍しく、5弁花ですが、上の3弁には紅色の斑点があり、下の2弁には白色で大きめで細長い花弁がつきます。

ユキノシタの名前の由来

ユキノシタという名前の由来には諸説あります。 白い花を雪に見立てて、下に緑の葉っぱがついていることから、ユキノシタという名前が付いたという説。花が白くて、細長い花の形が「舌」のようだから、ユキノシタと呼ばれ始めたという説。冬に雪の下になっても枯れないから、ユキノシタと呼ばれるようになったという説もあります。 ちなみに俳句では、ユキノシタは「鴨足草」と書かれることが多く、夏の季語とされています。

ユキノシタの特長

生薬として

ユキノシタの葉っぱには、消炎・解毒作用があるとされ、昔からしもやけ・はれもの・やけどなど、皮膚疾患への民間療法として使われてきました。 現在では、漢方薬の虎耳草(こじそう)として、解熱、鎮咳、消炎、解毒、利尿、止血等の使用されています。

虎耳草(こじそう)に含まれる主な成分

  • 硝酸カリウム(potassium nitrate)
  • 塩化カリウム(potassium chloride)
  • ベルゲニン(Bergenin)

虎耳草(こじそう)を煎じて飲むと、むくみの解消に効果があります。 また、この虎耳草(こじそう)の煎じ汁は、痔の痛みにも効きます。煎じ汁を柔らかい布や脱脂綿に浸して、患部にあてておくと痛みが緩和されます。

食用として

ユキノシタの葉は食用としても利用できます。年間を通して採ることができるので、山菜として食べるときには非常に便利と言えるでしょう。

ユキノシタの葉の食べ方

採ったユキノシタの葉を茹でて、水にさらします。そのまま、酢味噌で和えたり、ゴマ和えにしたり、お味噌汁の具や煮物などに使うことができます。 また、葉はしっかり洗ってから水気を取り、薄く衣を付けて揚げる、とてもおいしい天ぷらになります。  

その他、ユキノシタの使い方

ユキノシタの新鮮な葉を水洗いして揉んだ、揉み汁は、皮膚がかぶれたときに患部につけると効果があります。耳のただれにも効きます。 はれものやしもやけ、ひびわれには、葉を水洗いして火にあぶったあとで、直接患部に貼りつけるとよいでしょう。

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