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「発酵コスメ」に使われる代表的な7つの発酵エキスとは?!

美容
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「発酵コスメ」に使われる代表的な7つの発酵エキスとは?!

発酵コスメとは、米や大豆など何かを発酵させたエキスを配合したコスメのこと。発酵液には、発酵により、微生物にから生み出されるアミノ酸やミネラル、糖やポリフェノールなどさまざまな成分がバランス良く含まれます。発酵させた食品や発酵時間などでも効果は違ってきますが、主に保湿や美白などの美肌効果が得られます。

また発酵コスメはお肌に浸透しやすく、酵素の力でお肌が柔らかくモチモチに。

美肌効果が抜群の発酵コスメですが、発酵コスメに使われる発酵エキスの種類は非常に多いです。前述した通り、発酵エキスによって期待できる美容効果も異なります。

ここでは、代表的な発酵エキス7つをご紹介してきます。

美容業界で最近注目されている「発酵コスメ」、7つの発酵エキス 

コメヌカ発酵エキス

コメヌカを酵母などで発酵することにより得られるエキス。
水分を保持する能力があり、お肌の水分蒸発を防ぎ、しっとりみずみずしい美肌に導きます。
細胞由来の水分である、天然保湿因子(NMF)を構成しているアミノ酸やフルーツ酸、キレート作用のあるクエン酸などの有機酸が含まれています。

酒風呂と同じような効果が見込めるほか、糖類やビタミン類を多く含み、肌機能の活性効果や保湿効果が期待できます。

豆乳発酵エキス

豆乳を乳酸菌などで発酵することにより得られるエキス。
女性ホルモンに似たイソフラボンという成分が豊富に含まれます。

コラーゲンやヒアルロン酸と同じ保湿成分の一種で、肌機能の活性化や皮脂抑制効果が期待できます。

オオムギ種子発酵エキス

大麦を麹菌や酵母で発酵することにより得られるエキス。
角質層形成促進作用、角質層正常化作用により、毛穴周りの角質を健常に保つことで毛穴の目立ちを抑える効果が期待できます。

イチジク果実発酵エキス

イチジクの果実を酵母することにより発酵することで得られるエキス。
イチジクはポリフェノール、ビタミンB1、B2、ビタミンCを含み若返りホルモンと呼ばれる「エストロゲン」を含みます。
優れた保湿機能、ヒアルロン酸産生機能などの効果が期待できます。

コメ発酵エキス

ライス発酵液(コメ発酵エキス)は、米を原料に、麹菌や酵母、乳酸菌などの微生物を用いて、発酵・熟成され抽出されるエキス。
用いる微生物の種類や数、また種々の発酵条件(原料や前処理方法、温度や時間、抽出方法など)を変えることによってさまざまな種類のエキスを作ることができます。発酵条件が異なれば、期待できる効果が変わる特徴があります。

例えば、ライスパワーエキスNO.11は「肌の水分保持機能を改善する」効果がありライスパワーNO.6には「皮脂分泌を抑制する」効果があります。

乳酸菌培養液

糖を発酵して乳酸を生成する乳酸菌によって乳酸発酵された液から、菌体や高分子物質を除去して得られる液のこと。
成分として乳酸や、グルコース(ブドウ糖)アミノ酸やペプチドなどを含み保湿作用やPH調節作用があります。

皮膚の正常な状態を保持をし、皮膚の弱酸性を維持する目的で化粧品に配合される他、抗酸化作用もあります。

酵母エキス

酵母とは、ワインなどのお酒に香りを与える役割りやパンをふくらませる役割りを担っていたり食品に多く含まれる成分です。
そんな酵母にさまざまな処理を施して、肌に良い成分を抽出したエキスが酵母エキスです。

肌の保水機能を司っているセラミドの合成を促す効果が期待され、このセラミドが促進されると肌の水分量が保持され、肌のバリア機能が高まると言われています。
また、細胞活性効果や、シミの原因となるメラニンの生成を抑制する効果が期待できます。

上記でご紹介した以外にも、発酵によって得られている成分はたくさんあります。
まずは、化粧品にどんな発酵成分が含まれているのか確認して、ご自身の求めている効果に合わせ選んでみてください。

自然の力で、美肌を手に入れたい方は、ぜひ発酵コスメを普段のスキンケアに摂り入れてみては、いかがでしょう♪

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