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韓国発の脂肪溶解注射「レモンボトル」が日本でも普及

美容
E.M
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韓国発の脂肪溶解注射「レモンボトル」が日本でも普及

美容大国・韓国で話題沸騰中の「レモンボトル(Lemon Bottle)」。

レモンのような爽やかな名前からは想像できないかもしれませんが、美容医療の分野で注目を集めている“次世代型脂肪溶解注射”です。

すでに韓国の美容クリニックでは導入が広がり、SNSや美容インフルエンサーの間でも「とにかく腫れない・効果が早い・コスパが良い」と話題に。
日本でも美容クリニックや針を使わない導入術で、レモンボトルがエステサロンで取り入れられ始めています。

従来は、日本では脂肪溶解剤は医療機関でしか扱えませんでしたが、一部の脂肪溶解剤が2022年に脂肪溶解剤が化粧品登録がされ、エステでも可能になりましたエステで行えるのは針を使わない導入です。

レモンボトルの成分・従来の脂肪溶解注射との違いを紹介します。

次世代型脂肪溶解注射「レモンボトル」とは?

レモンボトルは、韓国発の脂肪分解を促す注入型スリミング施術です。
脂肪細胞を直接分解・排出する成分を注入することで、運動や食事制限では落としにくい部位(フェイスライン、二の腕、お腹、太ももなど)の部分痩せを目指せるため人気を集めています。

従来の脂肪溶解注射は、脂肪細胞を溶かして体外に排出することを目的とした医療施術で、脂肪の気になる部位に直接注射することで部分痩せを狙うものでした。ただし、その効果の実感には個人差が大きく、施術後に赤み、腫れや痛み、内出血や色素沈着といったダウンタイムが出やすいという点がネックでもありました。

一方で、韓国発の「レモンボトル」は、従来の脂肪溶解注射に比べて、個人差はありますがダウンタイムが少ないと言われています。施術直後から腫れや赤みがなく、メイクや日常生活にもすぐに戻れるため、現代女性にとってはメリットを感じやすくなっています。

さらに、レモンボトルは脂肪の分解だけでなく排出や代謝を促す天然由来の成分を多く含んでおり、脂肪細胞そのものに作用するだけでなく、体内環境のサポートも視野に入れた“総合的な痩身ケア”といった文脈で紹介されています。

レモンボトルの主な配合成分

レモンボトルには、以下のような脂肪分解・排出・肌の引き締めをサポートする成分が含まれています。

  • ブロメライン
    パイナップル酵素。脂肪まわりの脂肪細胞膜を溶解、脂肪分解、排出
  • レシチン
    大豆、卵黄由来のリン脂質、脂肪の貯蔵庫を分解し、不要な脂肪細胞を排出
  • リボフラビン
    代謝を助けるビタミン。炭水化物、脂質、タンパク質をエネルギーに変えるのを助ける
  • ツボクサエキス
    コラーゲン生成をサポートして、傷あとやニキビ跡、肌荒れの回復を助ける

従来との大きな違いは「デオキシコール酸フリー」

従来の脂肪溶解注射に含まれていたデオキシコール酸(ステロイド系)は、脂肪細胞を破壊する成分で、腫れや痛みの原因になりやすいと言われています。レモンボトルはデオキシコール酸フリを使っていないため、ダウンタイムが少なくなります。

レモンボトルの注意点・副作用

レモンボトルは、比較的副作用が少ない施術ですが、以下のような注意点もあります。

  • 一時的な赤み・腫れ・内出血(まれに起こる)
  • 妊娠中・授乳中の方は施術不可
  • 注射部位に感染症や皮膚疾患がある場合は避ける
  • 医療機関または適切なトレーニングを受けたサロンでの施術が推奨
  • パイナップル・小麦・大豆アレルギーの方は施術を控える

副作用が心配な方は、必ず事前にカウンセリングを受け、納得した上で施術を選択しましょう。

脂肪溶解の新しいスタンダードとしての選択肢となっている

「努力しても痩せない」「たるみまで引き締めたい」「忙しくてダウンタイムは無理」といった悩みを抱える方にとって、レモンボトルはまさに理想的な選択肢になっています。

宣伝やクリニックで見せられる術前術後の写真などに惑わされず、過度な期待はしないことも必要かもしれません。倫理的責任の所在を明確化したり、倫理的に適当な範囲を明文化したりするなど法整備も必要な領域にもなってくるでしょう。

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