2020.03.25

集中したいときやストレスフルにオススメのアロマの香りとは？！

リラックスのイメージが強いアロマ。アロマは、植物や果実が持つ香りの芳香成分で心と体のケアをすることです。芳香成分である天然の精油（エッセンシャルオイル）は、普段の生活に取り入れることができます。最近注目されている「アロマヨガ」。アロマヨガとは言葉の通り、アロマを焚きながら行うヨガのことで、使うアロマによって期待できる効果が変わってきます。今回は、集中したいときや緊張時、ヨガ、瞑想にオススメのオイルを紹介します。

集中したいときにオススメのアロマ

ラベンダー

紫、ピンク、白、青などの色を咲かせるラベンダー。北海道の富良野はラベンダー畑で有名。ラベンダーはシシソ科ラヴァンドラ属の耐寒性の低木の通称です。原産地は、ヨーロッパや地中海沿岸と言われています。ラベンダーは交雑種を生じやく、種類は多岐に分れます。また、150種もの効能があると言われています。

心を落ち着かせる「ラベンダー」

ラベンダーは心を落ち着かせる効果があり、精神安定をもたらしてくれます。ラベンダーの効能は、緊張をほぐしたり、痛みを和らげたりする作用があり、神経性の緊張や頭痛やイライラなどを緩和する効果が期待できます。ストレスで過敏になった気分や意識を穏やかに導いてくれるでしょう。

グレープフルーツ

グレープフルーツの学名はCitrus × paradisiで、「paradisi」は楽園という意味です。その名の通りにグレープフルーツの香りはスッキリした香りで、明るい気持ちにしてくれます。

明るい気持ちになる「グレープフルーツ」

グレープフルーツは自分を責めてしまったり、ネガティブになってしまったりするときに、前向きな気持ちにしてくれます。自分を見つめ直してマイナスな気持ちをリセットしたいときに、ぴったりです。グレープフルーツにはむくみの改善や脂肪の分解、ニキビ肌やオイリー肌の改善などにも効果があると言われています。

ペパーミント

ペパーミントは、シソ科ハッカ属の多年草で、原産地ヨーロッパとアジア、アフリカ大陸です。日本ではセイヨウハッカと言われ、独特のスッとした匂い成分のメントールが50〜60%含まれています。古代ギリシアの頃から、浴用香料や風味づけにも使われたり、病気の薬として使われたりしていました。

スッとした匂いがクリアな頭にしてくれる「ペパーミント」

清涼感のある独特なスッとした匂いは、頭をクリアにしてくれます。新しいアイディアやひらめき力がアップするかもしれません。匂い成分であるメントールには眠気覚ましや口臭、体臭の消臭効果があります。仕事などで行き詰まったときは、ペパーミントの香りで頭をリフレッシュしてみるといいでしょう。

ユーカリ

ユーカリはフトモモ科ユーカリ属の常緑高木です。樹高は100mに及ぶことも。オーストラリアが原産地でコアラの植物としてよく知られています。アボリジニ（オーストラリア先住民）も傷を癒すのに葉を利用していました。葉から取れるユーカリ精油はアロマでラピーや医薬品に用いられています。

爽快感のある香りで意識が冴える「ユーカリ」

ペパーミントよりも強い刺激があり、スカッとしたパンチのある香りがあり、殺菌作用や感染症の予防などに効果があります。爽快感のある香りで頭の働きを良くして集中力を高めたいときに適しています。呼吸器系にも働きかけ、楽にしてくれるので、息苦しさを感じている人にはオススメです。

ベルガモット

ベルガモットは、ミカン科ミカン属常緑高木樹です。イタリアが原産地です。紅茶のアールグレーの香りづけや、オーデコロンや香水、精油に使われています。

落ち込んだ気持ちを明るくする「ベルガモット」

リモネン、酢酸リナリル、リナロールが含まれています。ラベンダーにも含まれている「リナロール」には、鎮静作用、抗不安作用があり、精神安定に効果をもたらします。リモネンはオレンジやレモンなどの柑橘類に含まれていて、リラックス効果や鎮静作用などの効果があります。

ローズマリー

ローズマリーは地中海原産のシソ科の常緑性低木です。古代から薬用として用いられていました。食材としても消臭効果や抗菌作用、抗酸化作用があり、香り付けや匂い消しとしても使われます。

記憶力を高める「ローズマリー」

精油にはシネオール、カルノシン酸(ロスマリネシン)、カルノソール、ロスマノールなどが含まれています。特にカルノシン酸は脳の機能を保護する働きがあり、記憶力を向上させる働きがあると言われ、注目されている成分です。脳内のストレスを低下させ、記憶を維持する効果が期待できます。物忘れが多いな、頭の回転が悪いなと思ったときにオススメの精油です。