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その疲れ、副腎疲労かも?副腎疲労チェックリストを紹介!

カラダ
YOKARE編集部
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その疲れ、副腎疲労かも?副腎疲労チェックリストを紹介!

現代社会では、情報が常に行き来し、ストレスを慢性的に感じやすい環境のため、疲れやすい環境となっています。
そして、ストレスには精神的なストレスも含めて、大気汚染や食品の添加物、気温の変化、食生活の変化、持病や感染症など、体内で炎症を起こす恐れのあるもの全てがストレスとなり得ます。

最近では、寝ても疲れが取れない状態が長く続く「慢性疲労」と呼ばれる症状をよく耳にしますが、この記事を読んでいる皆さんもなかなか疲れが取れない経験があるのではないでしょうか?

こうした慢性疲労には副腎疲労が原因の1つとしてあります。

そこで今回は、副腎疲労についてどのような症状があると副腎疲労の可能性があるかや副腎疲労をケアする方法などを解説していきます。

最近疲れがなかなか取れないと感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。

そもそも副腎の働きとは?

そもそも副腎とは、体に必要なさまざまなホルモンを分泌する役割を持つ臓器です。

副腎で分泌されるホルモンには血圧や血糖、体内の水分量などを一定に保つ働きがあり、人間が生命活動を維持する上で非常に重要なホルモンを分泌しています。

副腎疲労とは?

副腎疲労とは、近年叫ばれるようになった概念であり、副腎が疲労することによるさまざまな症状や病気につながる状態を指します。

副腎が疲労する原因の多くはストレスであると考えられています。
副腎はストレスの影響を受けやすい臓器であり、ストレスを受けることでホルモンを過剰に分泌したり、分泌しなくなってしまったりします。

そのため、ストレスによりホルモンの分泌量が不安定になり、副腎に疲労が蓄積してしまい、さまざまな副腎疲労に関連した症状が引き起こされます。

また、副腎に影響を与えるストレスは精神的なものだけでなく、身体的なものや環境面からくるものなど複合的なストレスが影響を与えると考えられています。

他にも睡眠不足や栄養不足も副腎疲労を引き起こす原因の一つと考えられています。

夜間になるとホルモンが1日の中で最も分泌される時間帯となりますが、この時間帯に休息を取らずに活動してしまうと、ホルモンの分泌量が減ってしまい、副腎に疲労が溜まりやすくなります。

栄養不足に関しても、ホルモンを分泌するためのエネルギー源が不足してしまうため、ホルモン分泌が難しくなってしまいます。

そうなると、副腎で分泌されるストレスを緩和するホルモンの分泌量が少なくなるため、ストレスが溜まりやすくなり、結果として副腎疲労が起こりやすくなります。

副腎疲労はどんな症状がある?症状チェックリストを紹介

ここでは具体的に副腎疲労になるとどのような症状が起きるのかについて解説していきます。

具体的には以下のような症状が3つ以上感じられた場合、副腎疲労の可能性があります。

  • 朝起きるのが辛い。
  • 熟睡できず、朝に目が覚めても疲れが取れない。
  • 甘いものや塩分が濃いもの(しょっぱいもの)が好き。
  • エネルギーが不足している感じがする。
  • 今までできていた日常的なことをやるのに一苦労する。
  • 性への興味が低下している。
  • 小さなことでもイライラし、人に八つ当たりする
  • 風邪や呼吸器への感染症(気管支炎、副鼻腔炎など)にかかってなかなか治らない。ぶつけた傷なども治りにくい
  • ベッドや椅子から立ち上がると、クラクラしたり、目の前が真っ暗(真っ白)になる
  • 気持ちが落ち込む。
  • 人生に何の意味も見いだせない。
  • PMS(月経前症候群)が悪化している(月経の数日前から月経が始まるまでの間に、腹痛、頭痛、肩こり、むくみ、便秘、下痢や眠気、気分の落ち込みが激しくなる症状)
  • 集中力が低下気味である
  • 物忘れすることが多くなった。
  • 食事をスキップするとぐったりしてしまう。
  • 甘いものを食べると元気になるが、その後だるくなる。
  • 我慢ができなくなり、急にキレてしまう。
  • 夕食後の午後6時以降になると少しづつ元気になってくる。

主に副腎疲労ではストレスに関係する症状がみられ、副腎の正常な機能が発揮できていないと上記のような症状がみられます。

もし、該当する項目が3つ以上あれば、副腎疲労の可能性がありますので、これから紹介するケア方法を試してみましょう。

副腎疲労をケアする方法

ここでは、副腎疲労をケアする方法について解説していきます。
具体的には以下の方法があります。

  • ストレスの解消
  • 睡眠や栄養をしっかりととる
  • 適度な運動をする

ストレスに関しては、自分にあったストレスの解消法を見つける必要があります。

特に重要なポイントは、その日のストレスはその日のうちに解消することです。
翌日にストレスを持ち越してしまうと、その分ストレスが蓄積して行ってしまい、積もり積もって大きな疲労が副腎に蓄積してしまいます。

さらに、ストレスに強い体を作るという意味においても、睡眠や栄養をしっかりととることが重要です。

睡眠に関しては、特に夜間にスマホを使ったり、パソコンを使う習慣をなるべく避け、ゆっくりと過ごす時間を確保しましょう。

栄養に関しては、なるべくバランスの良い食事を心がけましょう。
忙しいとパンだけなど簡単に済ませてしまう場合も多いかと思いますが、なるべく3食きちんと食べ、野菜や肉類などもバランスよく摂取していきましょう。

まとめ

何となく常に体がだるいなどの慢性疲労は副腎疲労が原因である可能性もあります。

今回のチェックリストを参考に、当てはまる項目の多い方は、日頃からストレスケアを十分に行い、翌日にストレスを持ち込まないようにしましょう。

【参考】本間良子著「しつこい疲れは副腎疲労が原因だった」
 

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