暑い夏にピッタリの爽やかなワイン
今年も暑い夏がやってきます、冷やしたビールに枝豆も夏の風物詩として定番ですが、今年は少し趣向を変えて、ワインを楽しんでみませんか?赤、白、ロゼ、スパークリングと、今や種類も豊富。あなたにぴったりなワインが見つかるはずです。 この夏オススメのワインとして3種類ご紹介していきます。
- スパークリングワイン
- 酸味を感じられる白ワイン
- ロゼスパークリングワイン
スパークリングワイン
スパークリングワインは泡立つことで爽やかな喉越しを感じられるワインのことで、炭酸ガスを瓶内に閉じ込めたものです。フランスではシャンパン、クレマン、ヴァンムスー、ペティヤンなどと呼ばれ、イタリアではスプマンテ、スペインではカバと呼ばれるものがあり、国や、その産地によって名称が異なります。
いずれもよく冷やして飲むことで、より一層その美味しさを感じられます。まさに夏に飲みたいワインですね。
スパークリングワインの代表的な葡萄品種としては
- ピノ・ノワール
- シャルドネ
- ピノムニエ
などがあります。
ブレンドの割合に応じてあの複雑な味わいが生まれるのです。 スパークリングワインと食事の相性は良いとされており、どんな料理でもその美味しさを引き出してくれると言われています。 また食欲を増進させる効果もあることから食前酒としても楽しまれています。
酸味ある白ワイン
白ワインは代表的な品種としてはシャルドネやリースリングといった葡萄から作られるワインで、葡萄の皮を除去してその果汁のみで作られことから、色は透明で輝くものが多いのが特徴です。暑い夏に特にオススメの白ワインは、酸味のあるキリッとした味わいのもの。 葡萄の種類としてはシャブリ、リースリングなど挙げられます。
シャブリ
シャブリはフランスはブルゴーニュ地方のシャブリ村で作られるシャルドネ品種のことを「シャブリ」と呼びます。 味わいの特徴はそのスッキリとした清涼感とミネラルの豊かさ。 この味わいの秘密はこのシャブリ村の土壌にあります、想像できないかもしれませんがこの土地、約1億5千年前は海。 つまり海水や様々な魚介類が生息していたこともあり複雑でミネラル豊富な土壌が作り上げられていったのです。 飲む際はそのフレッシュさを存分に味わえるようによく冷やして飲まれることをオススメします。
リースリング
栽培面積の半分弱をドイツが占める代表的な品種です。また国境を接するフランス・アルザスでも多く栽培されています。 味わいの特徴はそのキリッとした酸味にあります、やはりそれはこの品種が作られる冷涼なエリアの環境によるもの。 また甘口から辛口まで幅広く造られ、様々な味わいを構成するため、多くの人に愛されるワインとも言えます。 シャブリ同様、酸味が特徴的なワインのため、こちらも飲む際はよく冷やして味わってみることをオススメします。
ロゼスパークリングワイン
ロゼワインはそもそも赤ワインの芳醇さや濃厚さ、白ワインの爽やかさ、飲みやすさを併せ持った非常に親しみやすく、 ワインがあまり得意ではない方にもオススメできるワインです。 さらにそのロゼワインに炭酸ガスを注入するかもしくは2次発酵させて自然にガスを発生させたものをロゼスパークリングワインと呼びます。 美味しい飲み方は、スパークリングワイン同様で6-10度程度を目安によく冷やすこと。 バランスのとれた味わいと喉越しを楽しむことができます。 目にも鮮やかなロゼスパークリングワイン、ぜひ暑い夏にキリッと冷やして堪能してみるのもオススメです。 少し敷居が高いと思われるワインですが、このような視点で選んでみるのも楽しいかと思います。 葡萄の種類や、生産年代、生産地など難しい知識は一旦置いて、この夏一番美味しいワインを選んでみてください。