お正月で余ったかまぼこの活用法
おせちの定番かまぼこ。お正月は飾り切りにしてそのまま食べることが多いかと思いますが、飽きが来てしまった、余っているという方も多いのではないでしょうか?
今回は余ってしまったかまぼこの活用法をご紹介します。
かまぼこは塩分量に注意?!
かまぼこは、ちくわやはんぺん、魚肉ソーセージなど魚肉練り製品の仲間です。白身魚のすり身に食塩やでんぷん、糖類などを原料としています。木でできたかまぼこ板に半円状に盛り付け、蒸して作られます。
- かまぼこの栄養
かまぼこは高たんぱく質、低脂質の白身魚を主な材料として使っています。そのため、かまぼこの栄養素は、たんぱく質が多く含まれ、脂質は少ない特徴があります。
たんぱく質をしっかりとることで、今の時期気になる免疫力アップ効果や血行促進による美肌効果もあります。体の構成成分である筋肉もたんぱく質からできています。筋力アップを目指す方にもたんぱく質をしっかりとることはおすすめです。
かまぼこにも低カロリーでダイエットにもおすすめです。
- かまぼこを食べる際の注意点
かまぼこを作る際、弾力を出すために食塩を加えます。かまぼこ2枚(32g)あたりに塩分が0.6g含まれます。
同じ練り製品であるちくわには1/2本(43g)あたり1.0gの塩分が含まれるので、かまぼこはちくわよりグラムあたりの塩分量は少なめではあります。しかし、かまぼこをたくさん食べるのは塩分量に注意が必要です。
また、これからご紹介する料理にかまぼこを使用する際にも味付けが濃くなりすぎないよう考慮しながら作ってみてください。
ジャンル別かまぼこの活用法
和のイメージの強いかまぼこですが、洋食や中華料理にも使えます。ジャンル別にご紹介していきます。
1.和食に活用
かまぼこというと、うどんやそばに入っていたり、茶碗蒸しに入っていたり和食のイメージが強いかと思います。何にでも合うといえばそうですが、特に使いやすい料理を紹介していきます。
- 汁物
お味噌汁やすまし汁に入れてみるのが手軽です。半月切りにしてもその半分のいちょう切りにしても、細切りにしてもお好みの大きさに切ってみてください。
- 卵焼き
卵焼きを作る際に具材として加えるのも良いですね。弾力のあるかまぼこが入ることでボリュームも出て食べ応えのある一品になります。赤かまぼこを使えば彩りも良くなります。
- かき揚げ
少し時間のある方は玉ねぎやにんじん、大根の葉などと一緒にかき揚げはいかがでしょうか?野菜だけのかき揚げよりも食感が加わっておいしいですよ。
- 玉子丼
親子丼の鶏肉の代わりに細く切ったかまぼこを加えた玉子丼はかまぼこがたくさん余っている時におすすめです。鶏肉のように火を通す手間もないので時短レシピとしてもおすすめですよ。
出典:https://www.instagram.com/natsumi002tyk/
2.洋食に活用
かまぼこを洋食に使うイメージはあまりないかもしれませんが、いつものメニューに混ぜるだけでアレンジができます。
- ポテトサラダ、マカロニサラダ
マヨネーズ系のポテトサラダやマカロニサラダに加えると彩りもよくいつもと一味違った食感も加わります。
出典:https://www.instagram.com/qoo_uraura/
- グラタン
かまぼこの弾力のある食感を活かしてマカロニ代わりにかまぼこを入れてみるというアレンジ法もあります。白身魚の意外とくせのない味わいなのでエビやホタテなど他の魚介類の具材との相性も良いですよ。
3.中華に活用
中華料理もかまぼこのイメージはないかもしれませんが、活用することができます。比較的油を多く使う中華料理に低脂質のかまぼこを使うことでヘルシーさをアップすることも可能です。
- チャーハン
かまぼこを千切りにしてチャーハンに加えます。ナルト(鳴門巻き)はよくチャーハンに入っているのを見かけるかもしれませんが、同じかまぼこも同じ練り製品なので、代わりに使うことができます。
出典:https://www.instagram.com/_yocchan_yocchan719/
- 中華スープ
かまぼこを中華スープに加えることで、かまぼこに含まれる魚の旨味がスープにしみ出て旨味がアップします。赤かまぼこを使うとシンプルなわかめスープの彩りにもなります。
今回はかまぼこの料理への活用法をご紹介しました。ぜひ参考に、いろいろな料理に活用してみてください。