冬太り解消!太りやすい原因とダイエット効果のある薬膳レシピ
寒さも一段と厳しくなってきましたね。冬はクリスマスに忘年会、お正月、新年会、成人式にバレンタインとイベントが目白押し。この時期は食べる機会も多く、まさに太りやすい季節でもあります。
冬に太りやすい原因は、いつもより食べる機会が増えているからだけなのでしょうか。冬太りの原因とダイエット効果のある薬膳レシピをご紹介します。
冬太り、3つの原因
あるアンケートで、1年の中で体重や体脂肪を感じる月として、78%の女性が1月と回答しています。
1月に体重が増量する大きな3つの原因は下記になります。
- 暴飲暴食
- 冷え
- 運動不足
今年のお正月はコロナの影響で大人数で集まることは少なかったとは思います。それでも家族と過ごしたり少人数で会食をしたりと、楽しい雰囲気の中、ついつい食べ過ぎ・飲み過ぎてしまうことも多かったのではないでしょうか。ただ、冬太りが怖いのは一度体重が増えると、それをキープしようと食欲も増えてしまう点です。
寒い冬に食べないダイエットはNG!
どんなダイエットが冬太りに効果的なのかーーダイエットでよくあるのが「食べない」という方法ですが、寒い冬は食べないダイエットはかえってマイナス。その理由は、冬太りの原因にもあった「冷え」です。
冬はダイエットがしやすい季節でもあるんですよ。その理由は、寒さで冷えた体を温めようとして基礎代謝が上がり、カロリーの消費量が自然と多くなるからです。
冬太りに効果のある食材
食べて痩せる方法として冬太りに効果のある食材とレシピをご紹介します。
薬膳では、脾(ひ)を補い、気血の巡りを良くするのが冬太り対策のポイントとされています。以下のような食材を積極的に食べましょう!
脾を補い気血の巡りを良くする主な食材
- 野菜
山芋、じゃがいも、サツマイモ、カボチャ、ネギ、大豆、ニンジン、ブロッコリー、キャベツ、玉ねぎ、らっきょう、ニラ、セロリ、シイタケ - 肉・魚・貝
牛肉、牛レバー、赤身肉、羊肉、うなぎ、カツオ、サンマ、イワシ、タコ、イカ、アサリ、シジミ - 果物
イチゴ、桃、ミカン - その他
生姜、山椒、栗、ザクロ、黒ゴマ、黒米、クコの実、シナモン、ほうじ茶、黒豆茶
冬太りに効果のある薬膳レシピ
気血の巡りを良くして、冬太りに効果のある薬膳レシピをご紹介します。今回は小腹が空いたときやお休みの日のブランチにおすすめのレシピです。
薬膳ダイエットチヂミ
材料(2人前)
- 山芋・・・200g
- ニラ・・・50g
- 干しエビ・・・10g
- 卵黄・・・1個分
- ニンジン・・・適宜
- 片栗粉・・・大さじ2
- ゴマ油・・・大さじ2
- 生姜汁・・・小さじ1
- 塩・・・小さじ½
【つけダレ】
- ミカンの皮・・・小さじ2
- ミカンの絞り汁・・・大さじ1
- しょう油・・・小さじ2
- 塩・・・少々
- オリーブオイル・・・小さじ1
作り方
- ミカンの皮をみじん切りにし、実を絞ります。
- つけダレの材料を合わせておきます。
- 干しエビはぬるま湯に30分ほど漬け、水気を切っておきます。
- 山芋は半分すりおろし、残りの半分は粗みじんにします。
- ニラは1㎝ぐらいの長さに、ニンジンは千切りにします。
- ボウルに(3)~(5)、卵黄、片栗粉、生姜の絞り汁、塩を入れてよく混ぜます。
- フライパンにゴマ油を入れて熱し、両面をこんがり焼き、器に盛れば出来上がり!
冬は早寝遅起きにもダイエット効果が
今回はダイエット効果のある薬膳レシピをご紹介しましたが、ダイエットにはやはり運動は欠かせません。でも、寒いと外でのウォーキングやジョギングなどは躊躇してしまいますよね。そこでおすすめなのが「早寝遅起き」。これならできそうじゃないですか?
なぜ早寝遅起きがいいのかと言えば、寝ている間もエネルギーは消費されます。冬は夏より基礎代謝が高い分、消費されるエネルギー量も多くなるので、「長く寝る=消費エネルギーが増える」という理由なんです。
ベストは夜の10時頃に布団に入り、朝の7時頃まで眠ること。仕事のある日に7時まで寝ているのが難しい方は、是非、お休みの日に実行してみてくださいね