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11月8日の「いい歯の日」、ロッテが子ども×噛む力の調査を実施

食育
YOKARE編集部
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11月8日の「いい歯の日」、ロッテが子ども×噛む力の調査を実施

お口の恋人でお馴染みのロッテでは、11月8日の「いい歯の日」に先駆け、全国「子ども×噛む力」調査を実施しました。
むし歯・歯周病・口臭などの口腔トラブルに繋がる可能性がある子どもの「噛むこと」の実態について、47都道府県毎に3~12歳の子どもを持つ親50名ずつを対象にし、全国「子ども×噛む力」調査を実施いたしました。

この調査では、「噛む力」を下記の3つの要素をロッテ「噛むこと研究部」が健康面において好ましいとされる順序に点数を割り振り、偏差値で算出しています。

  1. 子どもが「よく噛むこと」に対する親の意識
  2. 子どもの夕食時一口あたりの咀嚼回数や口や舌のトレーニング等に関する行動
  3. 噛むことが及ぼす心身の健康効果への親の理解度といった知識

その結果、全国「子ども×噛む力」調査ランキングで1位は秋田県、2位に山梨県 、3位に大阪府がランクインしました。


1位の秋田県と2位の山梨県は、噛むことの意識面において高い得点傾向にあり、3位の大阪府は「気が付くと口がポカンと開いてしまい、顎が上がってしまう」といった「お口ポカン」の傾向がみられる子どもの割合が、最も低い18.0%という結果になりました。

一方で、「子ども×噛む力」ランキングが最も低かったのは神奈川県。つづいて和歌山県といった結果となりました。

2021年に全年齢を対象に行った全国「噛む力」調査に引き続き、秋田県が最も「噛む力」が高いことがわかりました。

噛むことのなぜ大事なの?

およそ6割の親が、普段から食事中に「よく噛む」ように伝えているにも関わらず、8割以上の親が「子どもが夕食時に一口あたり噛む回数は20回未満」と回答。また、「よく噛むこと」の重要性やなぜ「よく噛むこと」が大事なのか、子どもに話したことがある親が半数以上でしたが、硬い食べ物より軟らかい食べ物を食べることが多い子どもが77.7%に上ることが判明しました。

気がつくと口がポカンと開いてしまい顎があがってしまう「お口ポカン」の状態や、「強く噛み締められず軟らかいものばかり好んで食べている」などの行動は「口腔機能発達不全症」のサインである可能性があります。

国立モンゴル医学科学大学 客員教授の岡崎 好秀 教授は、「腔機能の発達不足はむし歯、歯周病、口臭などの原因だけでなく、風邪をひきやすい、滑舌が悪い、イビキをかく(閉塞性睡眠時無呼吸の予備群)など全身の問題に繋がります。しかしほとんどの親は、ひいては全身の健康に影響を及ぼす程の大きな問題であるとは思っておらず、子どもが自覚症状を訴えることもないので注意が必要なのです。」とコメントしています。

口育には「お口遊び」!

お子様の口周りの運動のためには、「シャボン玉」や「吹き戻し」など口をつかった遊びが効果的です。フーセンガムをふくらませることは「噛む」ことに加えて「舌を動かしてガムをまとめる・伸ばす」「口をしっかり閉じる」など、繊細な動きと筋肉運動が必要で口周りのトレーニングになると考えられます。

ご自身のお子さんに症状があるかどうか、チェックしてみてください。複数当てはまったら要注意かもしれません。

※株式会社ロッテが日本歯科医学会のチェックシートを参考に作成:https://www.jads.jp/basic/pdf/document-200401-3.pdf

引用・参考:PRtimes

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