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コンディショナー、トリートメント、リンスの違い

美容
YOKARE編集部
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コンディショナー、トリートメント、リンスの違い

リンスやコンディショナー、トリートメントなど、一体何が違うのでしょうか。どれを選んでいいか困っている人のために、リンスやコンディショナー、トリートメントの違いを紹介します。

リンスとは

リンスは日本独自の言葉で、海外ではリンスというものは存在しません。海外ではコンディショナーと呼ばれています。
リンスは、毛髪の指通りを良くし、静電気を防ぎ、髪の表面をなめらかにします。リンスの成分である「カチオン界面活性剤」と呼ばれる成分は、プラスの電荷を持っています。キューティクルの開いた髪の表面はマイナスに帯電しているので、カチオン界面活性剤が付着し、髪のキューティクルを覆い、髪の表面をなめらかにするこができます。

昭和生まれの世代にとってリンスは身近な存在でしたが、最近では「リンス」という名称も見かけなくなってきました。
リンスインシャンプーも、より手軽にリンスを毎日のヘアケアに取り入れられるようになりました。しかし、シャンプー単体・リンス単体で使用したときと比べると、ヘアケア効果が落ちてしまいます。洗い上がりにどうしてパサつき感やキシキシした感じを感じる可能性があります。
最近では、「シャンプー・トリートメント・ボディソープ・洗顔」をすべてオールインワンで使えるような商品も登場しています。スキンケアに処方する美容成分を高配合するなど工夫がされ、従来の課題であったキシキシする感じや乾燥も改善されています。

コンディショナーとは

「リンス」と「コンディショナー」は基本的には同じものです。リンスもコンディショナーも髪の表面に付着し、髪をなめらかにします。一般的には、コンディショナーには保湿成分が多く含まれ、より髪に潤いを与えるというイメージがあります。

最近では、髪の内部に浸透し、髪の状態を整えるコンディショナーも登場しています。

トリートメントとは

髪の内部まで浸透し、ダメージを補修する働きがあります。リンスやコンディショナーは表面をケアするのに対し、トリートメントは髪の内部からケアします。
トリートメントの成分には、ケラチン、シルク、アミノ酸、ヒアルロン酸やセラミド、カチオン海面活性剤、シリコンが含まれています。
ケラチン、シルクなどタンパク質の一種が含まれています。髪の主成分であるタンパク質を補給し、ダメージを補修します。
他にもトリートメントにはアミノ酸配合のものあります。アミノ酸にはたんぱく質の要素が含まれています。
ヒアルロン酸やセラミドは、加齢によって低下した水分量を補います。
シリコンは、シクロメチコン、シロキサン、ジメチコンといった成分名で記載されることも多く、髪の毛をコーティングし、ダメージを予防します。

トリートメントは週に1~2回程度、コンディショナーは毎日。

コンディショナー、トリートメント、リンスの違いのまとめ

リンスはコンディショナーとほぼ同じ意味ですが、より古い呼び方です。しかし、ヘアケア商品の進化の過程で、コンディショナーには保湿効果が加えられていて、リンスより保湿できるイメージがあります。

種類 主な役割 浸透する場所 使用頻度 その他
コンディショナー 髪の表面をコーティングし、滑らかにする+保湿 髪の表面 毎日 リンスとほぼ同じ意味で使われることが多い。静電気防止、指通り改善の効果も
トリートメント 髪の内部に浸透し、ダメージを補修する 髪の内部 週1~2回 種類が豊富。洗い流すタイプ、洗い流さないタイプなどがある
リンス 髪の表面をコーティングし、滑らかにする 髪の表面 毎日 コンディショナーとほぼ同じ意味で使われることが多い。古い呼び方である。

髪の表面をケアしたい場合は、コンディショナーやリンスを選びましょう。髪の内部のダメージを補修したい場合、トリートメントを選びましょう。

 

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