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夏の肌トラブルは、体の内と外から改善

美容
YOKARE編集部
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夏の肌トラブルは、体の内と外から改善

夏は紫外線、エアコン、汗などの影響で、肌にとっては過酷な状況になりややすいです。
紫外線を浴びることで肌バリア機能が低下し、肌が乾燥してシミやシワ、タルミの原因になってしまいます。また、塩分やアンモニアを含む汗を多量にかくことで、肌が痒くなったりアセモやニキビなどのトラブルが発生しやすくなります。

他にも、暑さによる睡眠不足や栄養不足、室内と室外の温度差なども、肌の状態が乱れる一因となります。
この記事では、夏の肌トラブルの対策について、詳しくお伝えします。

夏の肌トラブルとは?

夏の肌トラブルは、紫外線対策や汗拭きの怠り、暑さによる睡眠不足、食欲不振などによる栄養不足などが重なり合っておこります。
頭皮や髪の毛、爪なども肌の延長なので、夏にダメージを受けやすく、秋口になると抜け毛や白髪が増えたり、爪が割れるなどのトラブルに悩まされることがあります。
その他にも、1日のほとんどを冷房の効いた家の中やオフィスで過ごす場合は、体の芯から冷えてしまいがちです。
冷えが原因での胃腸のトラブルから肌トラブルを引き起こすこともあります。
年々夏が長くなる傾向にありますが、日々の生活を見直すことで、爽やかな夏を過ごすことができます。

夏の肌トラブルの原因と主な対策

紫外線対策

紫外線を長時間浴びると肌が乾燥し、コラーゲンやヒアルロン酸を作る細胞が機能しなくなってしまいます。
皮膚は表皮、真皮、皮下組織と3層になっていますが、紫外線のUVAは真皮まで達してしまうので、将来的にシミになるのを防ぐためにも、日焼け止めをこまめに塗ることが大事です。

日常生活に必要なUVクリームのPAとSPFはPA++、SPF15~25になります。外出時はPA+++、SPF30のUVクリームが適しています。海や山に行くときはPA+++、SPF50のUVクリームを選びましょう。
普段使う日焼け止めなら、「紫外線吸収剤不使用」もしくは「ノンケミカル」と標示がされているものが適切です。同時に、帽子や日傘、スカーフなどでも紫外線対策をおこないましょう。

汗対策

汗はすぐに拭きとるようにしましょう。その際、ゴシゴシこすると肌を傷つけてしまうので、ガーゼのハンカチなどで優しく押さえるようにして拭き取ります。市販の汗拭きシートを使う場合は、敏感肌の人はアルコールフリーの商品を使うと安心です。

睡眠対策

美肌を保つには、良質な睡眠が欠かせません。
日焼けなどによる肌トラブルは、肌のターンオーバーが順調に行われていると、ほぼ年齢分の日数で生まれ変わると言われています。急性の日焼けなら30歳なら30日で美肌に戻るわけですが、睡眠時間が短かったり、睡眠の質が悪いとターンオーバーが乱れ、細胞の入れ替わりがスムーズに進まずシミになってしまいます。
理想の睡眠時間はおおむね7時間と言われています。 

下着対策

下着の素材やデザインで肌がかぶれることも多いようです。女性は、スタイル維持のため、ボデイスーツなど着用する機会も多いでしょうが、シルクやコットンなど夏用の素材でソフトなものを選びましょう。また、家庭ではトランクスタイプのパンツが無印良品などから市販されているので、使用してみるのもおすすめです。

夏の肌トラブルは体の内と外から改善

夏の肌トラブルは、バランスの良い食事や機能性表示食品などで体の内側から整えるとともに、体を覆う肌や髪の毛、爪など外側のケアも必要です。

夏の肌トラブルを改善するスキンケア

夏におすすめのスキンケアは、優しい洗顔とたっぷりの保湿です。

夏は肌の露出も多くなるので、デコルテや背中も清潔に保ち十分に保湿しましょう。
顔は毎日鏡を見るので、トラブルに気づきやすいものの、デコルテや背中は手を抜きがちです。特に背中のニキビや吹き出物は、意外と他人には目につきやすいものです。

肌のザラつきは、皮脂や汚れが原因なので、デコルテや背中もタップリの泡で優しく洗いましょう。

ゴシゴシこするとシミの原因にもなりかねないので注意しましょう。皮膚の常在菌のひとつに「表皮ブドウ球菌」がありますが、洗いすぎると皮膚のバリア機能が落ちてしまうからです。

夏の肌は予想以上に乾燥しているので、保湿を怠らないようにしましょう。

夏の肌トラブル解消は食事から

夏はさっぱりとした喉ごしの良いものを摂りがちで、知らず知らずのうちに栄養不足になっています。
逆に、夏バテ防止のためにと脂っこいものを摂りすぎてしまう傾向もありますが、規則正しく3食バランスよく食べることで、夏の肌トラブルを防ぐことができます。
中でも肌をキレイに導く栄養素を含む以下のような食材を意識して摂るようにしましょう。

  • 肌荒れ解消と美白のためには、ビタミンCを含むかんきつ類や葉物野菜など。
  • シワやタルミに効くコラーゲンを含む手羽先やフカヒレ、牛筋肉、寒天など。
  • 肌の新陳代謝を促すイソフラボンを含む豆乳や豆腐、味噌などの大豆食品など。
  • デトックス食材のタマネギ、セロリ、ブロッコリー、トマト、ニンニクなど。

夏は肌トラブルだけでなく、髪の毛や爪もトラブルが起きがちですが、体の末端までたんぱく質が行き渡らないからです。3食バランスよくたんぱく質を摂ることも大切です。

夏の肌トラブルに機能性表示食品

肌の乾燥を緩和する機能性表示食品と紫外線刺激から肌を保護するのを助ける機能性表示食品をそれぞれ紹介します。

キューピーから発売されている「ヒアロモイスチャー240」は、肌の機能性表示食品です。機能性関与成分はヒアルロン酸Naで、ヒアルロン酸Naは肌の水分保持に役立ち、乾燥を緩和する機能があることが報告されています。高純度のヒアルロン酸をたっぷり240mg配合しています。肌の水分保持に役立ち乾燥を緩和する働きが期待できます。

ヒアロモイスチャー240

オーガランド (ogaland)は抗酸化作用をもつβ-カロテンを1粒あたり24mg配合で、紫外線刺激から肌を保護するのを助けます。

夏の肌は紫外線や汗によるダメージを受けやすい上、睡眠不足や栄養不足になりがちです。
日々の生活習慣や食事内容を見直すとともに、自分にとって不足する成分を、信頼できる機能性表示食品を摂取するのも一つの方法です。
 

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