甘酒で夏バテ防止、料理にも使える甘酒レシピ
甘酒は「飲む点滴」とも言われ、夏バテにも効果が期待され、栄養価が高く、健康や美容に良いと注目されています。最近は、冷えによる夏バテも多く、冷房で体が冷えることで発症する夏バテは内臓器官の働きを調節してくれている「自律神経」の調子を乱します。
夏の冷えによる夏バテには、胃腸の調子をよくして、便通を整える働きがある甘酒は効果が期待されています。さらに甘酒は、食欲増進や滋養強壮の効果があるため、夏バテ予防の飲料として注目。「甘酒=お正月」のイメージがありますが、実は夏バテになる「夏」にもうってつけです。
甘酒には他にも血行促進作用があり、体を温める効果もあります。
「甘酒=飲み物」のイメージも強いですが、今回は飲料としてではなく、料理に使える甘酒レシピのご紹介をしたいと思います。
夏バテ予防!甘酒レシピ「温活食材たっぷり!甘酒豚汁」
昔の夏バテは暑さで体が疲労することで起きていましたが、最近は冷房による冷えで夏バテになることも。冷えによる夏バテ予防に重要なことは、体温調節です。暑い時は冷やし、冷えている時は体を温める事がポイント!今回はエアコンが効いた部屋で体が冷えた時などや夏バテにおすすめの甘酒を使った簡単レシピを紹介します。
材料(4~5人分)
- だし汁・・・600ml
- 甘酒(米麹)・・・150g
- さつまいも・・・100g
- にんじん・・・2/3本
- 長ねぎ・・・1/2本
- しめじ・・・75g
- 豚肉・・・100g
- ごま油・・・大さじ1
- みそ・・・大さじ3~4
下準備
A:鰹、昆布などで予め出汁をとり、出汁と甘酒を合わせておく。
作り方
- さつまいもは半月切りにし、水にさらす。
- にんじんは皮をむき半月切り、長ネギは斜め切りにする。
- しめじは石づきを取り、手でほぐす。
- 豚肉は食べやすい大きさに切る。
- 鍋にごま油を入れ、豚肉を炒める。
- 肉に火が通ったら、にんじん・(水切りした)さつまいも、しめじ、長ねぎの順に鍋に入れ、さらに炒める。
- 全体に油がなじんだら、6に合わせておいたAを加え加熱する。
- 灰汁が出てきたら火を弱め、灰汁を取る。
- 完全に火が通ったら、火を止め味噌を溶く。
- 再び加熱し、沸騰直前で火を止める。
- 器に盛り付けて完成です!
夏は暑い体をついつい冷やしてしまいがち。少し “体を温める” ことに意識してみるのも良いかもしれません。そんな時はぜひ、普段のお味噌汁に甘酒を入れる感覚で「甘酒豚汁」を作ってみて下さいね。