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夏にオススメ「お酢」の健康&美容効果とは?

カラダ
YOKARE編集部
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夏にオススメ「お酢」の健康&美容効果とは?

気温が1年の中で最も高くなる夏の時期は、“夏バテ”や“体調不良”などで、食欲が無くなりがち。さっぱりとした口当たりのよい「お酢」を使った食事を取り入れることで、食欲が増し、健康を維持する助けになります。さらに「お酢」には美容効果もあるので、日焼けが気になる夏に積極的に摂りたい調味料ですね。今日はそんな「お酢」についての健康&美容効果についてご紹介いたします。

「お酢」とは? どんな種類があるの?

「お酢」とは、酢酸を含む酸味がある液体調味料のことを指します。原料や製造方法によって様々な種類があり、調味料として使われるのが一般的です。

日本ではお酢の分類基準として、消費者庁が「食酢品質表示基準」を定めています。以下は、「食酢品質基準」の分類を元に簡単に示した表です。

日本では、米酢、米黒酢、大麦黒酢、リンゴ酢、ぶどう数、合成酢の5~6種類が一般的に知られていますが、世界には4000以上ものお酢の種類があると言われています。

お酢がなぜ健康・美容に良いか? 

お酢には殺菌力、防腐効果、食欲増進作用など、昔から多くの健康効果があるといわれています。他にはどんな効果があるか、具体的にみていきましょう。

お酢の効能

  • 疲労回復
    お酢には酢酸やクエン酸、たんぱく質を構成する多くの有機酸が含まれ、これらの成分は、代謝を活発にする働きがあります。また、溜まった乳酸の分解や蓄積を防ぐため、疲労回復に効果があります。
  • 内臓脂肪、皮下脂肪軽減
    主成分の「酢酸」には脂肪の蓄積を抑える効果、「アミノ酸」には脂肪燃焼の効率を上げる効果があります。運動をする少し前に酢を摂取すると、効率よく脂肪燃焼をすることができると言われています。お酢の摂取を習慣化し、毎日の生活に運動を取り入れることで、肥満やメタボリックシンドローム、生活習慣病の予防に役立てることができます。
  • 食後の血糖値をゆるやかに
    「酢酸」が、糖を胃の中に留まらせ、糖の吸収を遅らせることで血糖値の上昇を抑える働きがあります。
  • 二日酔い軽減
    「酢酸」には糖を胃の中に留まらせるだけでなく、アルコールも胃の中に留まらせ、ゆるやかに吸収させる作用があるため、二日酔いを軽減することができると考えられます。ただし、二日酔いになった後に摂取すると、胃酸の分泌が過剰になり、吐き気が悪化してしまうので、摂取するタイミングには注意が必要です。
  • 腸内環境を整える
    お酢の抗菌作用が腸内の悪玉菌を減らします。また、腸内の善玉菌は、お酢の「グルコン酸」という成分を好み、お酢を摂取することで善玉菌が増え、腸の蠕動運動が活発になり、便秘が解消されます。また、便秘が改善すると腸の炎症が治まり、ニキビなどの肌トラブルが解消されたり、肌の新陳代謝が良くなり、美肌へ導いてくれます。
  • 美肌効果
    お酢に含まれるアミノ酸にはが肌の水分を保つ働きがあり、保湿効果やハリを与える働きがあります。また、肌の新陳代謝の促進にも関係するため、ターンオーバーを調え健康な肌を維持する効果があります。それ以外では、酢酸がビタミンCを破壊する酵素の働きを抑え、シミ・ソバカスの予防をしてくれるので、美白にも効果的です。
  • 血圧を下げる
    血圧が高い人場合、習慣的なお酢の摂取が血圧を下げる働きがあることがわかってきています。また、血管を広げる作用もあるため、血圧を改善する効果があると言えます。

お酢はどんな料理に使える? 種類別にご紹介!

料理によって、どの酢が合うか相性があるんです。

お料理との相性

  • 酢飯には米酢
  • 飲み物では黒酢、りんご酢
  • ドレッシング、マリネにはワインビネガー、バルサミコ酢、米酢
  • あんかけには黒酢
  • 煮物、炒め物には穀物酢
  • ピクルスには穀物酢
  • 酢の物には米酢
  • ゼリーなどのデザートにはりんご酢

特に米酢と穀物酢はスーパーでも近くに売っていて、何が違うのかわからずに買っている方もいるのではないでしょうか。なんとくなく「酢といえば米酢?」という感覚で買っている人のために、米酢と穀物酢の違いを紹介します。

「米酢」と「穀物酢」の違い

米酢

お米を原料としたお酢の事で、穀物酢に比べて香りが強いのが特徴。加熱すると消えてしまうので
加熱をしない料理に最適。和食はもちろん料理全般に使われ、洋食・中華との相性も良い。

穀物酢

小麦や酒かす、コーンなどをブレンドして作られ、さっぱりさわやかな酸味が特徴。香りがあまりないので加熱による影響はなく、他の材料の味を引き立たせたり、加熱する料理に向いている

お酢を摂取する際の注意点!

“お酢は体に良い”からといって、大量摂取は逆効果です。「お酢」は酸性なので、そのまま摂取すると、食道や胃を荒らしたり、歯が溶けてしまうといったことがあります。
お酢は薄めて使用したり、体に負担のない程度の少量を継続して取り入れると良いでしょう。1日の目安量は大さじ1杯程度です。


今回は「お酢」の健康美容効果について紹介しましたが、いかがでしたか?これからますます暑くなり、夏バテや体調不良を起こしやすくなります。普段の料理に少し意識して「お酢」を取り入れ、暑い夏を乗り切りましょう!
 

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