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目の疲れからくる不調とは?具体的な症状を紹介

カラダ
倉持江弥
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リモートワークの推進により自宅でのデスクワークの時間が長くなったことで、肩こりや頭痛といった体の不調を訴える方がとても増えたように感じます。どうしても同じ姿勢が続くことで不調を感じることはありますが、それ以上に画面を見続けることによる「眼の疲れ」が原因と考えている人も少なくありません。この記事では眼の疲れと体の不調の関連性について紹介をしていきます。

眼の疲れってなぜ起こる?

長時間のパソコン作業や休憩時間のSNSのチェック、オフタイムのYouTubeやインスタの閲覧などなど、私たちは思った以上に眼を酷使しています。2016年にオーストラリアの研究チームが行った世界の近視人口の調査によりますと、2000年に14億人弱だったのが2010年には約20億人になり、2050年には約50億人が近視になるのではないかと予測するほど深刻な問題となってきました。

近い距離を集中して見てしまう

スマホやパソコンの画面を見ているとどうしても眼球運動が少なくなってくるので、眼の周りの筋肉が緊張しやすくなります。そうなると焦点を合わせづらくなってしまい、ますます見えにくくなるという悪循環に陥りがちです。

また、画面に集中するとまばたきの回数が少なくなることもわかってきました。通常時には1分間に20〜30回ほどのまばたきが平均的ですが、画面に集中するとその回数は1/3〜1/4に減少するようです。まばたきが少なくなると眼の表面が乾きやすくなるため、傷つきやすくなったり、ドライアイに進行しやすくなります。

ブルーライトによる影響

マホやパソコンの画面を見続けることのもう一つの弊害はブルーライトが挙げられます。2020年に眼科医1,028人を対象に調査をしたところ、53.6%の方がブルーライトは眼精疲労に影響すると回答しました。

ブルーライトは目の奥まで届く非常に強いエネルギーをもつ光のことで、まぶしさやちらつきを生じさせて、眼のピントを調節する機能に負担をかけます。網膜を傷つける可能性があったり、ものが歪んで見える加齢黄斑変性の原因になるとも言われており、ブルーライト対策も眼の疲れを予防するために大切なポイントです。

眼の疲れのチェック項目

以下の項目に当てはまる方は眼の疲れを感じている可能性が高いので要注意です。

  • まぶたがピクピク痙攣する
  • 文字がかすんで見える
  • 目が乾く
  • メガネやコンタクトレンズが合わなくなってきた
  • 1日10時間以上パソコンやスマホの画面を見ている

他にも肩こりや頭痛を感じている方は眼の疲れを疑ってください。

眼の疲れと体の不調の関係

眼が疲れてくることでどんな不調を感じるようになるでしょうか。肩こりや頭痛はよくある症状ですが、そこから睡眠障害や倦怠感まで出始めると症状としては重度になってきます。

肩こりや頭痛

眼を使いすぎることで眼のまわりの筋肉が緊張してしまうことは前出の通りですが、そこから顔や頭部へと伝わり、全身が緊張しやすくなってしまいます。一時的に緊張するだけならそこまで問題になりませんが、緊張状態が続くとリラックスできなくなり、ずっと肩に力が入りがちです。

肩まわりや首まわりに力が入りっぱなしで血行が悪くなって、肩こりや頭痛を引き起こしやすくなります。特に眼を使いすぎると、それに伴って後頭部の筋肉も働きすぎてしまうので頭痛を起こしやすくなります。

睡眠障害や倦怠感

眼の疲れがひどくなってくると睡眠にも影響が出やすいです。体が緊張していると交感神経が優位になってしまって、体のスイッチがなかなか切れない状態になってしまいます。そうなると目が冴えてなかなか寝付けないということになりがちです。また、ブルーライトには睡眠を促すホルモンの「メラトニン」を抑制する作用があるため、長時間パソコンやスマホの画面を見続けることで寝付きに影響があるとも言われています。

倦怠感や軽いうつ症状

さらに症状がひどくなってくるとどれだけ休んでも常に体にダルさを感じてしまったり、軽いうつ症状のようなものが出てくることもあります。

こうなる前に何とか手をうって、体の不調を改善できるようにしていきましょう。

眼の疲れと体の不調はつながっている

眼が疲れていると感じた時は、体に何かを伝えようとしているサイン。毎日のことなのでついつい放っておきがちですが、そのまま放置していると知らず知らずのうちに体の不調が出始めて、気づいた時には取り返しがつかないことになりかねません。次回の記事ではその対策をお伝えしていきたいと思います。

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