メニューを閉じる
メニューを開く
  • 食・料理
  • 美容
  • カラダ
  • 食育
  • SDGs

国際女性デーを機に考えてみる、働く女性の悩みとは?

カラダ
YOKARE編集部
プロフィール画像
国際女性デーを機に考えてみる、働く女性の悩みとは?

アサヒグループ食品が行なった30~50代の働く女性を対象に「女性の働き方と女性特有のゆらぎ症状への実態調査」を実施しました。

約半数が定年付近まで働きたい!働く目的は「生活のため」が大多数

調査の結果から「自分の生活のため(30代:84.4%/40代:87.3%/50代:89.8%)」が大多数でした。

何歳まで働きたいか聞いた質問では、多くの企業で定年とされる「~60歳(19.4%)」「~65歳(27.8%)」と回答した人が全体の約半数を占めました。結婚や出産など、ライフステージの変化にかかわらず仕事を続けたいと回答した人は全体の約7割。

今後働き続けるにあたって心配なことの全体の1位は体力不足(53.4%)

今後働き続けるにあたって心配なことの全体の1位は「体力不足(53.4%)」、2位は「健康維持(49.0%)」、3位は「精神的ストレス(40.8%)」、4位は「職場の人間関係(28.2%)」、5位は「更年期障害(27.0%)」でした。

  • 1位 体力不足(53.4%)
  • 2位 健康維持(49.0%)
  • 3位 精神的ストレス(40.8%)
  • 4位 職場の人間関係(28.2%)
  • 5位 更年期障害(27.0%)

また、年代別で見ると、健康面への不安は年を重ねるごとに増していきました。特に忙しい職場やトップダウンで意志疎通が難しい場合は業務量のコントロールが難しくなってしまいます。現実的には、まだまだそういった職場は多く存在するのではないでしょうか。

こういった場合はコンディションを後回しにしがちですが、年齢が上がるほど自分自身でコンディションを整えることは重要です。

更年期障害と感じる症状を自覚している人は、30代は38.9%、40代は63.3%、50代は68.9%

更年期とは、閉経前後5年間に起こる女性ホルモンの急激な減少とともに起こる様々な不調を示すものです。
調査によると、更年期障害と感じる症状を自覚している人は、30代は38.9%、40代は63.3%、50代は68.9%と、年を重ねるごとに増える傾向が分かりました。
えっどんな症状?気づかないうちになっていることってあるのかな?と不安になります。
更年期による不調は、「顔がほてる/汗をかきやすい」「疲れやすい」「寝つきが悪い、眠りが浅い」「肩こり、腰痛、手足の痛み」などが挙げられます。症状がさまざまで自覚しにくいですよね。

自覚している方の声では、「急に暑くなる、心臓がパクパクする」「寝汗がすごかった」など通常とは違う症状があるようです。
更年期障害を自覚している人のうち、対策を行っている人は約6割という結果に。1位は「睡眠の改善(30.9%)」、2位は「運動(29.8%)」、3位は「入浴・温活(28.1%)」で、基本的な生活習慣を見直すことで対策している人が比較的多い結果となりました。

博報堂Woman Wellness Programが行なった30-60代女性を対象に「更年期に関する生活者意識調査」では、更年期自覚者における更年期による不調の対処法として行っていることについて聞いたところ、「漢方(14.3%)」「運動(14.1%)」「食品選びや食事(13.7%)」と具体的な対策法を挙げている人は少数派。

どちらの調査からも不調はあれども対策していない人も多く、そもそも対策の仕方がわからない人が多いことがわかりました。

また、「知っており、使用している」または「知っているが、使用はしていない」と回答した人の割合を「フェムケア」の認知度とした場合、19.8%となりました。フェムケア商品としては、お菓子やレッグ・インナーウエア、デリケートゾーンケアアイテム(ボディウォッシュやボディクリームなど)、月経カップなどさまざまです。

更年期の症状を自分自身で知り、少しでも対策が取れるようになればいいですよね。

SHARE