紫外線が人体に及ぼす影響の度合い「UVインデックス」とその対策

日本気象協会によると、「気象庁が観測を開始した1990年以降、紫外線量は年々増加。気象庁のデータによると、紫外線は3~4月頃から急激に強くなりはじめ、7~8月にかけてピークを迎えます。
紫外線が人体に及ぼす影響の度合いをわかりやすく示すために、紫外線の強さを指標化した「UVインデックス」が2002年に世界保健機関(WHO)より発表されました。世界保健機関(WHO)はUVインデックスを活用した紫外線対策の実施を推奨しています。
具体的には、地上に達する紫外線の波長毎の強さと、人体への影響度(紅斑作用スペクトル)をかけ合わせた数値を、使いやすい数値(0 ~ 11+)に指標化したものです。
UVインデックス | 紫外線の強さ | 対策 |
---|---|---|
1~2 | 弱い | 安心して戸外で過ごせます。 |
3~5 | 中程度 | 日中は出来るだけ日陰を利用しよう。 |
6~7 | 強い | 出来るだけ長袖シャツ、日焼け止め、帽子を利用しよう。 |
8~10 | 非常に強い | 日中の外出は出来るだけ控えよう。 |
11+ | 極端に強い | 必ず長袖シャツ、日焼け止め、帽子を利用しよう。 |
2025年6~8月の東京は「非常に強い」「強い」がほとんど占めています。特に7月は紫外線の強い日が多かったことがわかります。
目から浴びる紫外線は、自律神経の乱れや全身の疲労感、筋肉の疲労を引き起こし、体が熱ストレスを感じやすくなり、その疲労が熱中症リスクを高める要因になるとも言われています。
ユニクロはUVカット機能付きの服の効果を検証!
ユニクロは、取り揃える身に着けるだけで紫外線を90%以上カットできるUVカットアイテムをアウターからインナー、グッズまで幅広く展開しています。
2024年にふつうの服とUVカット機能付きの服(エアリズムUVカットメッシュパーカ)を比較した結果、ふつうの服ではシールが変色していまい、紫外線カットできないことがわかりました。UVカット機能付きの服では、シールの変色がほぼ無く、紫外線を防げている効果が検証されました。
さらに2025年の夏は、遮熱機能付きの傘「UVカットコンパクトアンブレラ/遮熱」、目じりや首後ろまでカバーできるエアリズムの「UVカットフェイスカバー」、トレンドのデザインを反映した「サングラス/レクタングル」を発売。
眼鏡市場は、最高ランクのレンズで目のUVケア
眼鏡市場は、年々深刻化する紫外線が目に及ぼす影響について、2025年4月に行った事業戦略発表会で、紫外線のリスクと対策としてサングラスの重要性について発信しました。
発表会後、お客さまから紫外線対策レンズに関する相談や関心の声が多く寄せられ、眼鏡市場は「眼鏡市場UV(ユーブイ)」の発売を決定しました。眼鏡市場UVは、日常づかいが出来るデザインと掛け心地で、メガネレンズで唯一SPF50+/PA++++の認証を受けた紫外線カットレンズを搭載したサングラス。
目的に応じて選べるようレンズカラーは、ダークブラウン(濃度80%)、ライトブルー(濃度25%)、クリア(濃度5%)の3色展開。日差しの強い環境で眩しさをしっかり防ぎたい場合にはカラー濃度が濃いレンズを、そうでない環境ではカラー濃度が薄いレンズを選ぶことができます。
とても軽いため、長時間着用してもズレにくく軽い掛け心地が良いのが特長です。スクエア、ウェリントン、ボストンの3種類で、価格は9,900円(税込)です。