陳皮の作り方、みかんの皮を使った陳皮を手作り!
陳皮は、末梢体温を維持する効果のある「へスぺリジン(ポリフェノールの一種)」を含んでいて、血管を拡張させて血流を良くする効果が期待されています。
陳皮は、胃腸の調子を整え、消化不良・吐き気・胃酸過多・下痢などといった消化器官の不調を抑制する効果が期待できるます。そのため陳皮は漢方処方の胃薬(補中益気湯や六君子湯など)には陳皮が配合されています。
そんな陳皮は、食べるとほのかにみかんの香りはするものの、苦みはほとんどありません。ヨーグルトや味噌汁、カレー、ドレッシングなどに入れたり、パンケーキやクッキーに混ぜたりと何にでも混ぜることができます。陳皮はネット通販でも手に入るとお伝えしましたが、みかんの消費量が多いこの時期、どうせなら手作りしてみませんか?
陳皮の作り方
陳皮の材料
- 温州みかんの皮・・・適宜
作り方
- 流水でサッと皮を洗います。
- 包丁で細かく刻みます。
- ザルなどに広げて天日に干します。
- カラカラに乾けば出来上がり!
お天気が良ければ3~4日でカラカラになりますが、天日に長く干すほど効能が高くなりますので、時間に余裕がある方は2週間以上干してみてください。
毛細血管を強化してくれる白い筋も取り除かないで使いましょう。みかんの皮や実につく、白い筋には毛細血管を丈夫にするという働きがあり、若さと健康のカギを握るとまで言われています。できれば、白い筋も食べるようにしてみてください。
*乾燥材を入れた瓶などに保存します。
*口に入れるものなので、できれば無農薬のものを選びましょう。
陳皮パウダーを作る
刻んだ状態のままでも使えますが、ミキサーでパウダー状にするとレシピに応用しやすくなりますので、2種類常備しておくといいかも。