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コーヒー豆の種類と味・香り・焙煎で変わるコーヒーの楽しみ方。ミルクを入れるならコクのある豆?

YOKARE編集部
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コーヒー豆の種類と味・香り・焙煎で変わるコーヒーの楽しみ方。ミルクを入れるならコクのある豆?

コーヒー豆売り場で、ブラジルやモカ、マンデリンといった名前を見ても、違いがよくわからず何となく選んでしまうことはないでしょうか。実は、コーヒーの味や香りは、豆の種類や産地だけでなく、焙煎の深さによっても大きく変わります。

少し見方を知るだけで、好みに合う一杯はぐっと見つけやすくなります。この記事では、コーヒー豆の種類や違いを基本から整理しながら、味・香り・焙煎の特徴と、自分に合う選び方を紹介します。

コーヒー豆の種類とは?まず知っておきたい基本

コーヒー豆の種類というと、ブラジルやキリマンジャロのような産地名を思い浮かべる人が多いかもしれません。

ただ、実際にはコーヒーの種類にはいくつかの見方があります。まずあるのが、アラビカ種やロブスタ種のような品種の違いです。(厳密に言うと「ロブスタ」は「種」ではなく「カネフォラ種の品種のひとつ」で、カネフォラ種を代表する品種であることから、「カネフォラ種」=「ロブスタ」という扱いになっています。)

そのうえで、ブラジル、グアテマラ、エチオピアなど、どこで育ったかという産地の違いがあります。さらに、同じ豆でも焙煎の深さが変われば、味の印象も変わってきます。

一般に、アラビカ種は香りや風味の豊かさが特徴とされ、ロブスタ種は力強い苦味やしっかりした味わいが出やすいとされています。

コーヒー豆の種類

インドネシアで生産されるコーヒーは90%以上がロブスタ種という品種で、コーヒー豆専門店でもあまり見かけることはありません。ロブスタ種のコーヒー豆は、独特の苦味が特徴で、強い風味のため、他の豆の風味と組み合わせ、缶コーヒーやインスタントコーヒーの製造に用いられることが多いです。また、アイスコーヒーにも使用されることがあります。アイスコーヒーでは、豆の味わいが薄まりがちなのですが、ロブスタ種の強烈な風味が、氷を加えた際にも味のバランスを保つのに役立つためです。

エスプレッソは、アラビカ種とロブスタ種が半々くらいの割合で使われていることが多いです。

アラビカ種はスペシャルコーヒーとして楽しむコーヒーで、ブランドとしても飲まれます。アラビカ種同士のブレンドはフレーバーは申し分ないですが、ボディに厚みがないなと思うこともしばしば。そのような場合にロブスタをブレンドすることにより、ボディに厚みを加えることができます。

コーヒー豆の違いは何で決まる?味と香りの見方

コーヒー豆の違いを考えるときに見ておきたいのは、酸味、苦味、コク、香りです。

たとえば、軽やかな飲み口のコーヒーは酸味を感じやすく、深みのあるコーヒーは苦味やコクが強く感じられることが多いです。

香りも、ナッツのように落ち着いたものから、花や果実を思わせるものまで幅があります。こうした違いは産地の気候や土壌、品種、焙煎度などの組み合わせで生まれます。

同じブラジル産でも、焙煎が浅ければやや軽やかに、深ければ苦味が立ちやすくなります。反対に、華やかな香りが特徴の豆でも、深く煎ることで香ばしさが前に出ることがあります。豆の名前だけで味を決めつけず、焙煎度も一緒に見ると失敗しにくくなります。

焙煎の違いでコーヒーの味はどう変わる?

コーヒーの印象を大きく左右するのが焙煎です。焙煎とは、生豆を加熱して香りや味わいを引き出す工程のことです。

一般に、浅煎りは軽やかですっきりした味になりやすく、酸味も感じやすくなります。反対に深煎りは、苦味やコク、香ばしさが強く出やすくなります。中煎りはその中間で、全体のバランスを楽しみやすいのが特徴です。

焙煎の違いを知っておくと、コーヒー豆選びはかなり楽になります。朝に軽めの一杯を飲みたいなら浅煎り寄り、しっかりした味わいを楽しみたいなら深煎り寄り、といった選び方ができます。ミルクを入れることが多い人は、苦味やコクのある深煎りのほうが飲みやすく感じることもあります。

コーヒー豆は産地でどう違う?代表的な豆の特徴

店頭でよく見かける産地の中でも、初心者が覚えやすいのがブラジル、モカ、マンデリンです。

ブラジルは世界有数のコーヒー生産国で、味わいは比較的バランスがよく、飲みやすいタイプとして紹介されることが多い豆です。迷ったときの最初の一つとして選びやすいでしょう。

モカは、エチオピアやイエメン産のコーヒーに使われることが多い名前で、華やかな香りややわらかな酸味が特徴として知られています。少し明るい印象のコーヒーを試したい人に向いています。  

一方、マンデリンはインドネシア産の代表的な銘柄で、コクの深さや重厚感がある味わいとして親しまれています。苦味やしっかりした飲みごたえを求める人には入りやすい豆です。

このほかにも、グアテマラは香りとコクのバランスがよく、キリマンジャロは明るい酸味を感じやすい豆として紹介されることがあります。産地名をいくつか覚えるだけでも、売り場の表示がぐっとわかりやすくなります。

自分に合うコーヒー豆の選び方

コーヒー豆選びで大切なのは、詳しい知識を最初から全部覚えることではありません。まずは自分がどんな味を飲みやすいと感じるかを基準にすることです。

酸味が好きなら浅煎り寄りや華やかな産地のエチオピアやキリマンジェロ、苦味やコクが好きなら深煎り寄りやマンデリンのようなタイプを試すと、方向性がつかみやすくなります。

また、ブラックで飲むことが多いのか、ミルクを入れることが多いのかでも選び方は変わります。

ブラックなら香りや味の違いを感じやすく、ミルクを入れるならコクのある豆のほうが合いやすい場合があります。

最初から完璧に選ぼうとしなくても、酸味が好きか苦味が好きか、軽い飲み口がいいかコクがほしいか、このあたりを基準にするだけで十分です。そうして少しずつ試していくうちに、自分に合うコーヒー豆が見つかり、毎日の一杯がもっと楽しくなっていきます。

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