七夕を楽しむ行事食!子ども作る「七夕オープンいなり寿司」
七夕は五節句の1つで古くから行われる日本の年中行事です。
1000年以上前から七夕の行事食として「そうめん」を食べる習慣があります。
最近では、天の川や星空・織姫や彦星など七夕にまつわるものをイメージした〝目で見て楽しめるお料理(お菓子)″を作り食べるという楽しみ方も増えてきていますね。
今回は子どもと一緒に楽しみながら作れる、七夕をイメージした「オープンいなり寿司」の作り方を簡単にご紹介します。
七夕オープンいなり寿司!ご飯を詰めてお好み具材でデコレーション
<材料>(8個分)
- 酢飯・・・320g
- 味付き油揚げ(市販のもの)・・・8枚
【※以下の材料は適量ご用意下さい。】
- でんぶ
- 薄焼き卵、錦糸卵
- かに蒲鉾
- きゅうり
- 大葉
- 絹さや
- 刻みおくら(冷凍)
- いくら
- チーズ
- ハム
<下準備>
酢飯(米2合分)
- すし酢を作る。(米酢40ml・砂糖20g・塩10gを混ぜる。)
- 少し硬めに炊いたご飯をボウルに入れ、すし酢を全体に回しかける。
- ご飯が固まらないように切るように混ぜ、ご飯全体にすし酢が行きわたるようにする。
- うちわ等で扇ぎ、余分な水気を飛ばし、混ぜながら冷ます。
- 全体が冷めたら完成。
絹さや
- 鍋に1~1.5ℓのお湯を沸かし、そこにティースプーン1杯の塩を入れる。
- 筋をとった絹さやを①に入れ、1分~1分半くらい茹でる。
- ザルにあげ、冷水で冷ます。最後にしっかり水気を切る。
薄焼き卵・錦糸卵(卵1個分)
- 卵を溶き、砂糖(お好みの量)、塩1つまみを入れ、よくかき混ぜる。
- フライパンを熱し、薄く油を引く。
- フライパンに①の卵を流し入れ、広げる。(弱火)
- 表面が少し乾いてきたら火を止めて裏返す。(裏側は余熱で火を通す。)
- 錦糸卵を作る場合は、④を細切りにする。
<作り方>
- きゅうり・大葉・絹さやを盛り付けやすい大きさに切る。
- 薄焼き卵・ハム・チーズを星型に型をぬく。
- 酢飯を油揚げに詰める。(1個あたり40g)
- 油揚げの端を中に折り込む。
- 用意した材料を使い、七夕飾りや流れ星などをイメージしながら④に自由に盛り付けて完成。
七夕オープンいなり寿司!織姫と彦星作り
<材料>(2個分)
- 酢飯・・・80g
- 油揚げ(いなり寿司用 市販のもの)・・・2枚
- 海苔(手巻き用)・・・1枚
- 絹さや(彦星の襟)・・・1本
- ハム(織姫の襟)・・・1枚
- でんぶ・・・適量
- ピック(青と赤)・・・2本
<作り方>
- 酢飯を油揚げに詰める。油揚げの端は中に折り込む。
- 海苔をキッチンばさみで切り、織姫と彦星の髪・目・口を作る。
- 絹さやとハムを使い、織姫と彦星の襟元を作る。
- 1上に2・3をのせ、織姫と彦星の顔を作る。
- 頬の部分にでんぶをのせる。
- 最後にピックを頭の部分から刺して完成。
そうめんでアレンジ!「そうめんいなり」
<材料>(8個分)
- そうめん・・・60g(※カラフルなそうめんを使うとより華やかになります)
- 味付き油揚げ(市販のもの)・・・8枚
【※以下の材料は適量ご用意下さい。】
- 刻みおくら(冷凍)
- きゅうり
- 大葉
- プチトマト
- 薄焼き卵、錦糸卵
- ハム
- チーズ
<作り方>
- そうめんを茹でる。
- きゅうり・大葉・プチトマを盛り付けやすい大きさに切る。
- 薄焼き卵・ハム・チーズを星型に型をぬく。
- 油揚げに1を詰める。
- 油揚げの端を中に折り込む。
- 用意した材料を使い、七夕飾りや流れ星などをイメージしながら④に自由に盛り付けて完成。
今回は1つの例として上記の食材で作り方をご紹介させて頂きましたが、他にもえびや鮭などの魚介類・漬物・そぼろ・枝豆・アボカドなどなど、様々な食材を使って飾り付けを楽しむことができます。
ご飯をうちわで扇ぐ、型抜きをする、油揚げにご飯を詰める、トッピングをする、といったようにお子様も一緒にできる作業がたくさんあります。
「コレが正解!」という決まりはありませんので、ぜひ自由な発想で楽しみながら作ってみて下さいね。