メニューを閉じる
メニューを開く
  • 食・料理
  • 美容
  • カラダ
  • 食育
  • SDGs

味も栄養も大満足!冬に旬を迎える食材を紹介

食育
YOKARE編集部
プロフィール画像
味も栄養も大満足!冬に旬を迎える食材を紹介

寒い季節になると、温かい鍋料理が食べたくなりませんか。旬の食材を使用すると、味でも栄養の面でも満足できます。冬が旬の食材を紹介します。

旬の食材はよりおいしく、栄養価も高い

昔から「旬の食材を食べましょう」と言われてきました。手に入りやすいという理由もあるのですが、それだけではありません。ほかのシーズンと比べ、旬の食材はよりおいしく、栄養価も高いからです。

まず、冬に旬を迎える野菜から見ていきましょう。

鍋料理にはダイコン、ハクサイを!

ダイコンは12月から2月頃までが旬。この時期に出回るダイコンは甘みが増して、柔らかさもあり、鍋料理にぴったり。

ところで、ダイコンおろしを口にしたときに辛味を感じますよね。これは、すりおろしたり切ったりすると、イソチオシアネートという成分が出てくるからです。大根のイソチオシアネートは私たちの健康にも貢献してくれます。このほか、ダイコンにはアミラーゼなどの消化酵素も含まれています。

鍋料理に入れる野菜と言えば、ハクサイも欠かせません。ハクサイは11月から2月頃までが旬。カリウムやビタミンCが豊富です。

ニンジンも秋から冬にかけて旬を迎えます。この時期のものは、甘みがあっておいしいと言われています。ニンジンは、健康に寄与するβカロテンを非常に多く含んでいますので、積極的に摂るようにしましょう。

寒締めホウレンソウはビタミンCが超リッチ

冬のシーズンには、寒締めホウレンソウが出回ります。収穫前にビニールを取って冷気にあてるという栽培法によるもので、甘味が増して、ビタミン類などの含有量も飛躍的に増えることが知られています。

ある大学の研究によると、冬に収穫されたホウレンソウは、夏場のものと比べてビタミンCが3倍ほど多いそうです。

冬場の鍋に欠かせない「海のミルク」牡蠣

先ほど寒い季節には鍋料理と話しましたが、魚介類も冬が旬のものを使用しましょう。

魚介類では、牡蠣も冬場の鍋料理に欠かせません。夏場に産卵期が始まり、秋頃までに獲れたものは味が落ちますが、旬を迎える12月から2月にかけて水揚げされた牡蠣のおいしさは抜群です。

牡蠣は栄養価の高さも注目され、健康食品の素材に利用されるほど。牡蠣は、亜鉛や鉄、ビタミンB群が豊富で、グリコーゲンや必須アミノ酸も多く、「海のミルク」と呼ばれています。

また、ブリも12月~2月が旬です。旬の時期に水揚げされたブリは脂が乗っていて、味覚も優れています。DHA・EPAをはじめ、ビタミンDや鉄分を多く含んでいます。

冬の果物、王道は温州ミカンとイチゴ

次に、冬に旬を迎える果物を見ましょう。日本で冬の果物と言えば、やはり温州ミカンとイチゴではないでしょうか。

温州ミカンは品種によって旬の時期がやや異なりますが、通常は12月頃がピーク。ほかの果物と比べて手軽に購入できる上、栄養価も高く、体調が気になる冬場にぴったりの果物と言えます。

温州ミカンには、ビタミンCやクエン酸、カロテノイドの1種のβ-クリプトキサンチンが多く含まれ、健康に役立つ果物としても知られています。

イチゴについては、かつては春が旬でしたが、ハウス栽培の普及によって現在では冬が旬です。クリスマスシーズンとなる12月に入ると、スーパー店頭にイチゴがたくさん並ぶようになり、春先にかけて流通量が増加していきます。

イチゴはビタミンCをはじめ、ポリフェノールの1種のアントシアニンが多く含まれ、栄養価の高さも注目されています。

生鮮売り場で旬の食材を選ぼう!

スーパーの生鮮売り場では、旬の食材を優先的に選んでくださいね。毎日の食卓で、冬が旬の野菜や果物などの味覚を楽しみつつ、栄養面で健康の維持にも努めましょう。
 

SHARE