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家庭菜園の土は休ませる?初心者でもわかる土の整え方

食育
現役ファーマーTAKA YASU
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家庭菜園の土は休ませる?初心者でもわかる土の整え方

家庭菜園を始めたばかりだと、「土を休ませる」と聞いても、いつ、何をすればいいのか分かりにくいものです。最初に新しい培養土で野菜を育てる場合は、すぐに土を休ませる必要はありません。考えるのは、野菜を育て終わり、株を抜いたあとです。土を休ませるとは、何もせず放置することではなく、次の野菜を育てる前に、使った土を整える時間をつくることです。今回は、家庭菜園を始めた人にも分かりやすいように、その理由と方法を紹介します。

土を休ませるのは、野菜を育て終わったあと

初めてプランターで家庭菜園をするなら、市販の「野菜用培養土」を使うと始めやすいです。袋から出してそのまま使える商品も多いので、最初から土を細かく調整しなくても大丈夫です。

プランター

まずは収穫が終わったら株を抜きます。ここで初めて、「この土を次も使えるように整える」という作業が出てきます。家庭菜園の流れでいえば、「土を用意する→野菜を育てる→収穫する→土を整える→次の野菜を植える」という順番です。

家庭菜園の流れ
  1. 土を用意する
  2. 野菜を育てる
  3. 収穫する
  4. 土を整える
  5. 次の野菜を植える

見た目は同じ土でも、野菜を育てたあとは少しずつ状態が変わっています。根が残っていたり、野菜が栄養を使っていたり、水やりを続けたことで土が固くなっていることもあります。

つまり、土を休ませるとは、使い終わった土をそのまま置いておくことではありません。次に野菜を育てるために、いったん土の状態を見直す時間と考えると分かりやすいです。

なぜ、そのまま次の野菜を植えない方がいいの?

収穫後の土にすぐ次の苗を植えると、うまく育たないことがあります。

理由の一つは、前の野菜を育てたことで、土の中の栄養や水はけなどが変わっているからです。たとえば、何度も水やりをした土は細かくなり、水がしみ込みにくくなる場合があります。古い根や枯れ葉が土の中に残っていることもあります。

また、同じ場所で同じ仲間の野菜を続けて育てると、育ちが悪くなったり、病気や害虫が出やすくなったりすることがあります。これを「連作障害」といいます。

たとえば、トマトの次にナスやピーマンを植えると、どれもナス科なので同じ仲間が続くことになります。アブラナ科も同じく連作障害が発生します。

家庭菜園では、難しく覚えるよりも、「同じような野菜ばかり続けて植えない」と考えると分かりやすいです。何を植えたかスマホや手帳に残しておくと、次に選ぶ野菜も決めやすくなります。

家庭菜園では、どうやって土を休ませる?

プランターなら、まず収穫が終わった株を抜き、土の中に残った太い根や枯れ葉を取り除きます。次に土をほぐし、水をかけたときにきちんとしみ込むか、変なにおいがしないか、虫が多く残っていないかを見てみます。

土の確認ポイント
  • 水が染み込むか
  • 変なにおいがしないか
  • 虫が多く残ってないか

土の状態に問題がなければ、古い土を再利用するための商品や、新しい培養土を混ぜて整える方法があります。袋に書かれている使い方を見ながら進めれば、初心者でも取り入れやすいです。

培養土とは

赤玉土や腐葉土などの基本用土に、堆肥や肥料などをバランスよく混ぜ合わせ土のことです。

古い土をもう一度使うのは少し不安という場合は、最初のうちは新しい培養土を使っても大丈夫です。家庭菜園に慣れてきたら、少しずつ古い土の再利用に挑戦する方法もあります。

庭や小さな畑の場合も基本は同じです。収穫後の株や根を片付け、土をほぐします。必要に応じて完熟堆肥などを使い、次に植える野菜を変えます。少し広さがあれば、植える場所を毎年ずらす方法もあります。

完熟堆肥とは

完熟堆肥は大きく、牛糞など家畜の糞を用いた「動物質堆肥」と、腐葉土など植物繊維を用いた「植物質堆肥」に分けられます。有機物の分解・発酵が十分に行われた堆肥のことです。

一方、前の野菜が病気になっていたり、土の中に害虫が多く残っていたりする場合は、無理にその土を使い続ける必要はありません。プランターなら新しい土に替えるのも一つの方法です。

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