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レモンバーム

成分の話
YOKARE編集部
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レモンバーム

レモンのような香りで育て安いハーブ「レモンバーム」

レモンバームの原産地は南ヨーロッパ。古代ギリシャでは、蜜源植物(ミツバチが蜂蜜を作るために蜜を集める植物)として重宝されていました。ギリシア語でメリッサは蜂蜜を意味し、学名のMelissaという名の由来になっています。

  • 植物名:レモンバーム
  • 学名:Melissa officinalis
  • 科名:シソ科
  • 和名:コウスイハッカ
  • 別名:セイヨウヤマハッカ
  • 英名:Lemon balm

レモンバームはレモンのような爽やかな香りで、寒さに強く、育てやすいハーブです。 ハーブとして医療に利用されたり、香り付けに料理に使われたり、精油として使われたりしています。

レモンバームの特徴

古代ギリシアから薬用ハーブとして重宝されてきたレモンバームから抽出されるエキスは化粧品や医薬部外品にも利用されています。

レモンバームから抽出されるエキス

  • 化粧品成分表示名称…メリッサ葉エキス
  • 医薬部外品表示名称…メリッサエキス

レモンバームの主な成分は、シトラ-ル、リナロ-ルなどの精油成分、タンニンなどです。 シトラ-ル、リナロ-ルなどの香り成分は、イライラを沈め、うつ病の改善、花粉症の緩和などに効果があると言われています。 また、レモンバームから抽出されるメリッサ葉エキスは化粧品に配合され、コラーゲン産生促進をサポートしたり、紫外線のダメージによるシワを改善したり、アンチエイジングに効果が期待されています。

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